君は月夜に光り輝く
発売日 :
2017/02/25
選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作
"この圧倒的感動に、山口幸三郎、綾崎隼も大絶賛!
読む人すべての心をしめつけ、4,878作品の頂点に輝いた、最高のラブストーリーがここに――。
大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。
余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。
「しっとりと心に染み渡る、美しい恋物語」「参りました。泣きました。生きていく――そのための力を読者にプレゼントしてくれる」と、なみいる選考委員も涙した、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作。
刊行にたずさわったみんなの心を揺さぶった、“今を生きる”すべての人に届けたい感動のラブストーリー。"
読む人すべての心をしめつけ、4,878作品の頂点に輝いた、最高のラブストーリーがここに――。
大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。
余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。
「しっとりと心に染み渡る、美しい恋物語」「参りました。泣きました。生きていく――そのための力を読者にプレゼントしてくれる」と、なみいる選考委員も涙した、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作。
刊行にたずさわったみんなの心を揺さぶった、“今を生きる”すべての人に届けたい感動のラブストーリー。"
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784048926751
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みんなのレビュー
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海猫2019/03/07473この本、刊行されてちょっとしてから購入したんだけれど、積読にしていて映画になるのを知って読んでみた。難病ものだったのか。ヒロインの喜怒哀楽がはっきりしてて可愛らしいので、かなり気持ちが入った。月の光を浴びると体が淡く光る、というのも儚げ。彼女の気持ちに応えるために、主人公の少年があれやこれやチャレンジせざるを得なくなる展開には可笑しみがある。終盤の畳み込みは定番とはいえ、センチメンタルに良く描けていて心打たれる。
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カメ吉2017/06/19465これは『きみの膵臓~』と同じ路線な作品でした。でも最期はこちらの方が自然でよかったです。 以前ならこういう話は読まなかったけど、読んでみたら良い作品も多くなかなかオジサンでもハマりますね。(;^_^A
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ウッディ2018/02/03435月光を浴びると身体が淡く光る「発光病」、そんな不治の病に侵されたクラスメイトの渡良瀬まみず。彼女の死ぬまでにやりたいことを代わってやってあげる約束をした僕は、彼女の無茶振りに応えていくうちに、どんな願いでも叶えてあげたくなる。「死ぬってどんな事か教えて欲しい」という無茶な願いまで叶えようとする僕の本気に、「私のいない未来の事を教えて」と言う彼女。セカチューやキミスイに通じる王道のラブストーリーでした。意外な展開はなかったけど、ストレートな内容ゆえに、真っ直ぐに心に響くのかもしれない。
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たっくん2017/05/17424ネタバレあり高一最初のホームルーム、担任芳江先生が「中学の頃から深刻な病気で入院している少女がいる」と。「発光病」、月の光を浴びると体が淡く光る、原因不明、治療法もない。姉鳴子の交通事故死から投げやりに過ごす卓也は、思いがけずクラスメイトの寄せ書きを病院に届ける、余命僅かな渡良瀬まみずの死ぬまでにしたいこと「死ぬまでリスト」、遊園地に行って、初恋パフェを食べる、父親に離婚の理由を聞く、メイド喫茶でバイトする・・卓也は希望を叶える助けをするが。やがてまみずは強く光り輝くようになってゆく・・美しく切ないラブストーリー。
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菅原孝標女@ナイスありがとうございます2019/05/06371王道の病気×恋愛ものだったし、キミスイを読んでる身としては……といろいろ思うところはあったものの、やっぱり最後はうるっときた。最愛の人を失うとしたら、自分はどうするんだろう、なんて考えたりもした。
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