薔薇のマリア 21 I love you.「rouge」

発売日 : 2014/05/01
みんな、大好きだよ――。ロングヒットファンタジー堂々完結!!
世界の果て《ワールドエンド》に到達したマリアたちは、さらに最奥にいる地獄帝王を目指す。悪夢のような戦いのなかを仲間たちと死力を尽くして進み、ついに世界の真実を目の当たりにする――シリーズ完結!

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

角川スニーカー文庫の新刊

  • あの頃イイ感じだった女子たちと同じクラスになりました 3
    あの頃イイ感じだった女子たちと同じクラスになりました 3
    今よりもっと、幸せになるために。あと一歩、踏み出した先に待つのは?
    御宮 ゆう (著者) / えーる (イラスト)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする
  • クラスの姫は私のわんこ 2
    クラスの姫は私のわんこ 2
    「だって、くるみ――退屈でしょ?」私たちは、もう止まれない。
    犬甘 あんず (著者) / 桜木蓮 (イラスト)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする
  • 転生特典のスキル《剣豪覚醒》で異世界を無双したい
    転生特典のスキル《剣豪覚醒》で異世界を無双したい
    神様「え、そんなスキルあげてない」神も知らない覚醒チートで成り上がる!
    イのカンア (著者) / 伊吹のつ (イラスト)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする
  • 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 11
    時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 11
    2026年アニメ二期放送決定! 大人気青春ラブコメシリーズ第11弾!
    燦々SUN (著者) / ももこ (イラスト)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする
  • 白昼夢の青写真
    白昼夢の青写真
    SFミステリーの新たな金字塔。大人気ゲームを完全公式ノベライズ!
    緒乃ワサビ (著者) / 霜降 (イラスト) / Laplacian (原作)
    発売日: 2025/11/29
    角川スニーカー文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • まりも
    2014/05/09
    長かったこの薔薇のマリアという作品も遂に終わりへ。いつも悲惨な状況で僅かな光しか見えない戦いを生きてきた人物たちが容赦なく殺されていく姿は読んでいてツラい。だが彼らが死んでも彼らの姿、記憶様々なものを生き残った人に継がれていく。まがいものでも意味を持たせることが出来る。トマトクン、SIXの発言には心を打たれた。アジアンと薔薇のマリアの再会。そして死者が創り、その意思を継いだ者たちが生きていくこの作品の世界に感謝を。本当に素晴らしい作品に出会えてよかった。
  • まろりん
    2014/04/27
    完結。読み終わってしまった。性別どっちなのとか、ラノベ最弱主人公とか言われていたマリアローズは確かに能力的・スペック的には弱かったと思う。でも表紙のロゴにあるように間違いなくA Brave Heart of Red Roseだった。単なる無謀や楽天思考ではなく、出会った人達、出来事、それら全てを感じて、考えてのもの。そしてそれはマリアだけじゃなく他の皆も。この作品で綴られた彼らの想いと生き様は、いつまでも自分の心に残ると思う。十文字も薔薇マリは自分だけのものじゃないと言ってたしね。今は皆様のものだと。
  • まろにえ
    2014/04/29
    嗚呼、最後まで心震わされる作品でした。最後までやっぱり一番好きな作品です。ワールドエンド&ボスはRPGのラスダンを思い出させる作りで熱かった。超一線級のサフィニア達は『ファンタジー作品の住人は現代兵器の前では無力』のセオリーをブチ壊す強さで、ここまで強かったのかと改めて思わされた。SIXとマチルダもここに来てあの見せ場…心震えました。始まりの剣でもある劫火も活躍。ページを捲る度に死闘の中、倒れていくキャラに戦々恐々。嗚呼!!そんなあんまり過ぎる…あの二人には幸せになって欲しかった…涙が止まらない。→
  • はつね
    2014/04/27
    ネタバレあり
    たくさんの痛み、たくさんの死、取り戻せない命、失われていく世界…途方もない絶望の中で生にあがくマリアたちと、すべてを紛い物だと説く登録者たちの断絶が印象的でした。きっとシリーズを通して描きたかったのは、お互いを想うこと、手をとりあうことの尊さと、たとえ弱くても、生きる意思の煌めきこそが美しいという生への賛歌だったのかなあと。ライトノベルだと軽んじられているとしたら勿体ない、けれどライトノベルというジャンルだからこそ成立し得る、稀少な作品だったと思います。出会えてよかったです。完結おめでとうございました。
  • u
    2014/05/04
    とりあえず、作者にお疲れ様でした、と言いたい。たくさんのキャラクターたちが、たくさん生きた、こんなにも必死で生きようとした小説はないかもしれない、と思うほど。作中のトマトクンの叫びが、胸に響く。確かに、ここにひとつの世界があって、物語は終わっても、あのキャラクター達はそれでもこの先もあの世界で息づいている、そう思える小説でした。