シュヴァルツェスマ-ケン 7 克肖導く熾天の大地へ

発売日 : 2014/04/10
BETAに磨り潰されるために生きる未来を俺は許すわけに行かない!
BETAに磨り潰されるために生きる未来を俺は許すわけに行かない!
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784047295285

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

ファミ通文庫の新刊

  • 重いタバコを吸ってる不健康そうな年上美人とドロドロの関係になっていた話
    重いタバコを吸ってる不健康そうな年上美人とドロドロの関係になっていた話
    ただ、堕ちていく日々
    友橋かめつ (著者) / 椎名 くろ (イラスト)
    発売日: 2025/06/30
    ファミ通文庫
    試し読みする
  • 恋人になったらしたいこと全部するビジネスカップル
    恋人になったらしたいこと全部するビジネスカップル
    初恋の少女と始めるビジネスカップルチャンネル、配信スタート!
    二丸 修一 (著者) / たん旦 (イラスト)
    発売日: 2025/06/30
    ファミ通文庫
    試し読みする
  • 現代陰陽師は転生リードで無双する 伍
    現代陰陽師は転生リードで無双する 伍
    地縛霊を式神化?
    爪隠し (著者) / 成瀬ちさと (イラスト)
    発売日: 2025/05/30
    ファミ通文庫
    試し読みする
  • 追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる
    追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる
    「俺追放!」から始まる新たな英雄譚!
    荒井竜馬 (著者) / 匈歌ハトリ (イラスト)
    発売日: 2025/03/28
    ファミ通文庫
    試し読みする
  • 非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか? 2
    非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか? 2
    「――――非科学的な力を用いた犯罪事件は存在します」
    色付きカルテ (著者) / よー清水 (イラスト)
    発売日: 2025/03/28
    ファミ通文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • のれん
    2022/06/05
    ネタバレあり
    戦記物として圧倒的満足感。 ベアトリクスを含め皆思想や主義ではない理想に殉じていた。存亡の危機に立ってどう在るべきか。統一か、統率か、どちらにせよ我々は国家のために殉死せねばならない。 ただ生き残ることだけを考えたアクスマンは今作で唯一の現実的な人間であり、それ故唾棄すべき悪党なのかもしれない。 だが人に燃える理想のために戦えることを今作は伝える。演説するカティアが、戦うテオドールが、いやそれ以外の次々と死んだ仲間たちが輝く。彼らの過去の多くは本編では明かされないが、どれも理想のためであった。(1/2)
  • 無重力蜜柑
    2022/01/09
    ネタバレあり
    傑作。書き切った作者に最大級の賛辞を送りたい。「英雄」を引き継いだテオドール、引き継がせたアイリスディーナ、「聖女」となったカティア、彼らをそこへ連れて行く礎となった666の隊員たち。全員の思いが重なった先に実現した「ベルリンの壁崩壊」という奇蹟。BETAの大攻勢の前に結局東ドイツの国土は消滅し、国民は西側へ疎開することになったもののアイリスディーナが言ったように民がいれば国は再建できる。無謬ではないが最善の結末の一つに辿り着けたと思う。終盤に西側の衛士が続々と駆け付けるシーンは3巻以来の胸熱だった。
  • シャルシェ
    2015/09/21
    ネタバレあり
    グレーテル生きてて、えぇぇ!とか言ってしまったのは内緒。BETAに勝つとか負けるとかではもはやなく、そばにいる人たちと手を取り合って、希望を持って進む……満足できるラストでした。一方で、シュタージや大国の様々な思惑があって、「わからないでもない」と思いましたが、ベアトリクスの理想ではあそこが限界だったのでしょう……。難しいところです。全編通してすごく重たかったですが、互いの正義がぶつかり合い一歩も引かないこういう物語はやはり面白いものです。良い最終巻でした。
  • ウラー
    2016/02/09
    ★★★★★シルヴィアが死にました。クリューガーも死にました。アイリスディーナも死んでしまいました。でもこれは、大変前向きで希望溢れる最終巻です。革命は成り、人々は救われました。そしてなによりすばらしいことに、戦いを生き抜いた人がいて、彼らが正当な評価を受け、過酷な状況下ではありつつも幸せを掴んでいることです。オルタのラスト、命の散り際の輝きに感動しつつも、彼らの頑張りが評価されることなく、彼ら自身が幸せになることなく終わったことに違和感を覚えたのは私だけではないはずです。柴犬はそうではありませんでした。→
  • sabaKAN
    2014/05/01
    彼らが絶望の淵からぎりぎりで立ち上がる姿を見る度に、熱い気持ちで胸が一杯になりました。シリーズを通して素晴らしい作品でした。ただただ、作者に感謝を伝えたい。この何年かの内に私が追いかけたシリーズの中でも一番素晴らしい作品でした。ありがとうございます。次回作も期待しています。