マルチプル・モビルス-ツ 機動戦士Vガンダム2

発売日 : 1993/09/01
富野由悠季みずから熱筆をふるう小説版Vガンダム、白熱の第2巻!
地球連邦政府に反旗を翻したザンスカール帝国軍(ベスパ)の侵攻により、故郷ポイント・カサレリアを追われてしまったウッソとシャクティ。混乱の中で、二人は市民抵抗組織“リガ・ミリティア”のニュング部隊と出会い、行動をともにすることになる。ウッソに戦ってほしくない、というシャクティの願いもむなしく、ニュング部隊はウッソのニュータイプ的閃きに注目し、Vガンダムのパイロット候補にしてしまうのだった。シャクティのために故郷へ帰るか、戦士としてベスパと戦うか、葛藤するウッソ。そしてベスパによるモビルスーツ群の攻撃が始まり、ウッソはVガンダムで出撃した──!

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みんなのレビュー

  • おMP夫人
    2012/08/09
    富野由悠季という人は、優れた作家さんだとは思うんです。ただ小説家としてはどうなのかな? と思ってしまいます。文章が云々ではなく、物語やキャラクターの口を借りて、自分の主義主張をアピールしすぎているような気がして。もちろん、物語や小説はえてしてそういう物なのですが、富野さんの場合はそれがダイレクトすぎるというかなんと言うか。ガンダム的な表現をするならば「生の感情」をかなり強烈にぶつけてくるタイプだと思います。きっとそのストレートさが支持を受けているのでしょうね。
  • ryuetto
    2014/12/08
    非常に良くできた小説で、アニメではよくわからなかった設定や物語の流れがきちんと描かれている。正直、こんな話だったんだ~と、初めて知ったというか。アニメは全話見たんだけれど、通しで見ても、何をやっているのか、何を喋っているのか、会話の内容にも物語にも、全然ついて行けなかったという記憶が残っている。 富野小説版にしては、珍しく、横道にそれずに、きちんとテレビアニメの流れを追っているし、ウッソの旅の過程と心情はよくわかる。 その分、脇キャラの登場が少なく、特にオデロなど、他の子どもたちの出番が少ないのは残念。
  • tt23836148
    2021/01/31
    ネタバレあり
    アニメでは描かれなかった、ザンスカール帝国建国の背景が語られている。また、富野監督の現代文明に対する批判的な見方が随所に見える。例えば増えすぎた人間は殺すとか(ザンスカールの考え方)、自然を支配する西洋的な考え方ではなく、自然と調和して生きていかなければならないなど、そしてやはり未来の人類は変革しなければ、人類はどこかで間違ってしまったのだ 、など。ただ宇宙世紀、未来の戦争を見ているというよりは、作中でも言われていたが、何処か旧世紀、つまり我々の時代下手したらマリアの件なんて、宗教戦争を感じさせた。
  • 黒蜜
    2020/02/25
    気持ち悪い。ウッソがリガミリティアに取り込まれてくのが大筋。ウッソ自体はメカへの興味という子どもっぽい好奇心と父母を探すために故郷を出たいという古典的な動機と二つからリガミリティアにかかわっていくのだけど、リガミリティアの老人どもが、ウッソにはパイロット適性があるからニュータイプかもって考えてニュータイプを発現させるために、13歳を戦争に(!)駆り立てていくわけ。ほんともう主義者というか宗教だね。ニュータイプが軍神とか宗教的なイコンとしての効果を求めてるわけ。続くよ、もう!
  • 卍ザワ
    2019/05/26
    まとめサイトの富野氏のインタビューから、RPGを参考にしたとのことから、世界観がしっかり確立しているし、主人公・ヒロインとも、メンヘラ要素はゼロ、今のところ、まともなキャラである。ただ大きな展開は無く、社会や政治・人類学等の富野史観が続き、説教臭い。2巻までは、初代やゼータよりは個人的には面白いと思ふ。