ヘヴィ-オブジェクト 七〇%の支配者

発売日 : 2014/03/08
目的地は一つ。極東の洋上に浮かぶ、オブジェクトの始まりの地――。
今度の舞台は極東洋上に浮かぶ『資本企業』の一角にして、オブジェクトの始まりの地『島国』。『資本企業』の暴走した自防PMC戦力を巻き込んだアジア圏海洋戦で、かつてない強敵オブジェクトの出現に窮地に陥るクウェンサーたち。 そんな危機の中、彼らのもとに現れた心強い協力者──。クウェンサーに巨乳を押し付ける天然ビッチ系の女囚! そして主人であるヘイヴィアを「クソ虫」呼ばわりして痛めつけるウィンチェル家所属の眼帯美人メイドさん! ……果たしてこれで本当に勝てるのか近未来アクション!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048663793

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みんなのレビュー

  • こも 旧柏バカ一代
    2019/10/26
    今巻の笑い処は眼帯美人メイドが主人の息子をクソ虫呼ばわりwww オブジェクトが初めて建造された島国。資本企業が傭兵に最新武器を渡して防衛させてたせいで叛乱を起こされて内乱状態。そんな島国に潜入して「あめのだりん」の破壊工作の妨害をするのだが、、相手は特殊部隊。対するバカ達は素人に毛の生えた一般兵。勝負になる訳がない。でも何とか防衛をしたが、そこで造られたオブジェクトが問題になった。今回のオブジェクトは天候を操る装置ってのが物騒で食糧云々は薄寒いモノを感じる。それをドロドロになりながらミルクとレモンで撃破。
  • 神太郎
    2021/08/30
    今回は「島国」という場所、多分単語などから察するに日本なのでしょうが、そこを舞台にバカ二人が大暴れします。日本ということを意識してなのか、独自に技術を発展させ、ガラパゴス化した事でやや亜流のオブジェクトが暗躍します(オブジェクトの始まりの地であるからこそ独自の発展を遂げてるのかも)。弱点もなかなか見いだせない状態で追い詰められるなかの勝利を手にするという結構スリリングな展開だと思いました。
  • ソラ
    2014/04/13
    相変わらずのドタバタアクションかなー。
  • Yobata
    2014/03/08
    戦争を一変させたオブジェクト。それを世に生み出した『資本企業』の『島国』は現在内乱状態で、その漁夫の利を狙った『正統王国』は内乱を持続させるために介入する。しかしそこで見たものは新型のオブジェクトで、それは世界の7割を占める海を支配するオブジェクトだった…。「『島国』あめのだりん上陸戦」「太平洋極西方面掃海戦」「ニューカレドニア方面総力戦」の3話。「あめのだりん〜」では初っ端から海賊と戦闘させられる羽目になってるクェンサーとヘイヴィア。いきなりギリギリで味方を倒さなきゃいけないという意味不明な極限状態に→
  • まるぼろ
    2016/06/23
    今巻はオブジェクトの始まりの地「島国」の内乱に端を発した地球規模で気象を操ろうとする自坊PMCを相手に戦うお話です。序盤でマリーディが本編にも登場、正統王国のエースパイロットとドックファイトを繰り広げたりもしてますが、本筋には絡んでこなくて少し残念でしたかね…w そして今巻はクウェンサーではなく久々にヘイヴィアが物語の主軸に据えられたお話で嬉しかったかな…と。クウェンサーとは少し違ったベクトルでヘイヴィアも皆から愛されてるなぁと言うお話で良かったな、と。カレンさんも良いメイドさんでしたw 次巻も期待です。