異世界拷問姫 3

発売日 : 2017/02/25
「余の悪夢も、もう終わりだな」破滅に向かう反英雄譚、第三弾!
激闘の末、ヴラドの旧友にして『大王』フィオーレを撃破するも、代償は大きかった。ヒナの離脱、櫂人の『皇帝』との契約、そして―――王都壊滅とゴド・デオスの死亡。その報を受け、王都に向かった櫂人とエリザベートが目にしたのは、残る三体の悪魔『君主』『大君主』『王』の契約者が融合し、猛威を振るう悪夢のような惨状だった。「希望など抱くだけ無駄だ。絶望のみを信じよ―――そして、それを砕くために足掻け」綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る異世界ダークファンタジーの最高峰、無限惨劇の第三弾。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040687742

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みんなのレビュー

  • スズ
    2017/05/09
    最後の悪魔である君主・大君主・王が融合した巨大で醜悪な肉塊による殺戮が始まった王都に到着した櫂人達は、聖騎士団と共に肉塊を殲滅する事になるが、それは主であるエリザベートの処刑の日が到来する事も意味していて……。領民を虐殺した咎を背負い、全ての悪魔を滅ぼした後に教会に処刑される事を望むエリザベートと、神でも教会でもなく、人々から忌み嫌われる拷問姫である彼女に命を、人生を救われ、共に逃げてくれ、一緒に生きてくれと懇願する櫂人の姿に引き込まれてしまい、彼らの歩む道の先に光がある事を祈らずにはいられませんでした。
  • まりも
    2017/02/25
    「君主」「大君主」「王」との戦いを描いた第三弾。「拷問姫」エリザベートの役目が終わる時、カイトが動き出す話。うわー、こう来たか。エリザベートとのデートでほっこりしつつ、血と臓物が飛び散る凄惨極まる戦闘シーンもしっかりと描き、更にはピンチにヒナ参上と今回もラストまで楽しませてもらいました。今回はシリーズの中でも一番の盛り上がりを見せてくれたんじゃないでしょうか。特にカイトがエリザベートを救う為に覚悟を決めたシーンは必見。いよいよクライマックスっぽいし、次巻も目が離せそうにありません。
  • 坂城 弥生
    2021/04/20
    当初の契約の悪魔との戦いが終わった…ということは、この後は第2章かな?
  • まっさん
    2020/06/04
    ネタバレあり
    ★★★☆ 今巻は今まで2巻と比べて人々が死んでいくシーンは少なめだったものの、その分カイトとエリザベートの内面描写を深掘りしている印象を受けた。前巻に比べて敵の脅威度も抑え気味だったので、次巻以降どのような悪辣な敵が登場するのか今から楽しみ。14の悪魔をあっさりと物語から退場させたのは意外だったが、物語を続けるための終盤の流れは正直予想しやすいものだったので若干の物足りなさを覚えた。
  • ℳℯ
    2021/05/22
    ★★★★☆ 再読。ヒナが自己修復の為眠っている中、教会の通達により王都に向かったエリザベートとカイトが悪魔との最終決戦に挑む第三巻。周りが冷たい反応を示しているのに対して二人が軽い会話を交わしているばかりなところに異質さが際立つ。片方はかつて同胞を大量虐殺した拷問姫、もう片方はその従者であり、警戒すべき皇帝との契約者。そりゃ歓迎されないよな、とは思いつつ歯痒い気持ちになった。また、澄んだまま壊れたものと称されるカイトによる行動や、最後の展開は本当に見ていて苦しかった。本当の地獄は、ここからなのだから。