風の大陸 外伝 3 虹の時間(とき)

発売日 : 1992/07/01
若者たちが出会い、その運命を絡み合わせる以前、それぞれの道を歩みはじめたばかりの頃を描く、ファン待望の書き下ろし短編集。
ティーエは山を下りた。人間の世界に戻るために…。最初の目的地はハイセレの村。ケントウリ族を神と崇める素朴な人々の住む山里だ。だが、初めて出会った人々の思念は、ティーエをとまどわせ、恐怖させた。ティーエは逃げだし、森に隠れた。その夜、山は嵐に包まれた。そのころ…。イルアデルは決断を迫られていた。グラウルは囁く、あなたが生き残り、王位に就くには、他に途はないのだ、と―。父王暗殺。イルアデルの心は嵐の中の木木の梢のように揺れた。だが…。ティーエ、ラクシ、ボイス、そしてイルアデル。若者たちが出会い、その運命を絡み合わせる以前、それぞれの道を歩みはじめたばかりの頃を描く、ファン待望の書き下ろし短編集。
  • レーベル: ファンタジア文庫
  • 定価: 528円(本体480円+税)
  • ISBN: 9784829124505
  • 判型: A6/文庫

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

ファンタジア文庫の新刊

  • 異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する 宝城佳織伝~常識知らずなお嬢様は陰で世界を救っていた~ 2
    NEW
    異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する 宝城佳織伝~常識知らずなお嬢様は陰で世界を救っていた~ 2
    超人気“お嬢様”ヒロインのチート級スピンオフ、第二幕!
    琴平稜 (著者) / 桑島黎音 (イラスト) / 美紅 (原案・監修)
    発売日: 2025/07/18
    ファンタジア文庫
    試し読みする
  • イヴと偽りの天使たち ロクでなし魔術講師と禁忌教典【正典】
    NEW
    イヴと偽りの天使たち ロクでなし魔術講師と禁忌教典【正典】
    イヴが天使の少女たちの「先生」に!? 新たな「ロクアカ」物語
    羊太郎 (著者) / 三嶋くろね (イラスト)
    発売日: 2025/07/18
    ファンタジア文庫
    試し読みする
  • エロゲの伯爵令嬢を奉仕メイド堕ちさせる悪役御曹司に転生した俺はざまぁを回避する 2 その結果、隣国の皇女がバニーガール姿で毎日慰安に来るのだが・・・・・・
    NEW
    エロゲの伯爵令嬢を奉仕メイド堕ちさせる悪役御曹司に転生した俺はざまぁを回避する 2 その結果、隣国の皇女がバニーガール姿で毎日慰安に来るのだが・・・・・・
    死亡フラグを回避するはずが、皇女ヒロインに求愛されてるだと!?
    東夷 (著者) / をん (イラスト)
    発売日: 2025/07/18
    ファンタジア文庫
    試し読みする
  • 顔だけ良いクラスメイトが、やたらとグイグイ来る百合の話。
    NEW
    顔だけ良いクラスメイトが、やたらとグイグイ来る百合の話。
    彼女の良さは“顔だけ”じゃない!? (※惚れたのは私の方でした)
    能代 リョウ (著者) / べにしゃけ (イラスト)
    発売日: 2025/07/18
    ファンタジア文庫
    試し読みする
  • 神と悪魔がデートをするなら、どちらが奢るべきか?~恋は神魔最終戦争のあとで~
    NEW
    神と悪魔がデートをするなら、どちらが奢るべきか?~恋は神魔最終戦争のあとで~
    【衝撃作】光と闇の戦争は終わり……男と女の最終戦争が幕を開けた!
    輝井 永澄 (著者) / 白狼 (イラスト)
    発売日: 2025/07/18
    ファンタジア文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火
    2010/10/05
    ティーエ イルアデル&グラウル ラクシ&ハラドは楽しめたのだけれど、『大河』ボイスに脱力。『恋にも至らなかった〜胸を暖めたのだった』―完― 朴念人にすら至らない。―完―の上に【鈍】を加えて読了。後期のナリスを徹底的に漂白して黒さのもろもろ落とし、慈愛加えたらハラドになりそう。
  • エンブレムT
    2010/08/20
    滅びに向かう大陸を、旅する3人の若者達。それぞれが出会う前にはどんな出来事があったのか。ファンサービス的な外伝でした。山の神と間違えられ戸惑うティーエ。ホラーな展開に立ち向かうラクシ。そして、何がしたいのかサッパリわからないボイス(爆)・・・・・・この、人を疑うということをしない3人が旅なんかしてて大丈夫なんだろか?と、心配になったファンも多かろう!ボイスの物語なんて、美しいイラストと共に「恋にも至らなかった淡い思い」などとまとめられてますが「・・・え?・・・」としか言いようがありませんでした(笑)
  • 珂音
    2010/07/25
    ティーエが山を降りた直後、ラクシと出会う前の話とラクシがまだお姫さまだった頃の2編を収録。ついに寄り道(外伝)も読み終わってしまった、残るは最終章28巻のみ。
  • 朱音
    2010/09/07
    期待して(何を?)読んだわりに不完全燃焼な短編。主役3人(ともう一人)が出会う前の挿話なのだがティーエ編は本編の補完的で本編中に入れておいても良かったのでは?説明が二重になるのは本編読んだ人にはダブるんだよね。描き足りなかったから書かれたものかな?ボイス編はなんじゃこれ?(笑)でもやっぱり朴念仁「何が何だかわからなかったが、嫌な感じはしなかった」18歳の健康な男子がこれかい!だからアンタはもう…!!ラクシ編は兄君との描写が良かった。兄ちゃんいい人だな~。確かにこのとき彼女虫平気だわな(笑)
  • mayuri(Toli)
    2011/09/26
    ボイスよ、あなたは何がしたいんだ! と突っ込みたくなった巻、 そしてイルアデルは本当に孤独だなあと。 ラクシとハラドのお話は楽しめました。 ラクシは兄とかと話してるときは本当に可憐な女の子で可愛い。 ハラド様は正統派な君主って感じがポイント高かったです。