石燕夜行 骨きりの巻
発売日 :
2013/11/25
新たな妖怪時代活劇が誕生!
江戸・日本橋で夜な夜な町の誰かが骨だけにされて見つかる――。そんな奇怪な噂が立っていたある日、町絵師・鳥山石燕の元に奇妙な老人がやってきた。事件を解決するため彼の力を借りたいというのだが……。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 616円(本体560円+税)
- ISBN: 9784041010907
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)2014/06/1848霧雨が降っているような雰囲気を醸し出しているシリーズ。色彩を認識できない鳥山石燕と妖怪たちの怪異譚。妖怪好きには垂涎ものです^^餓鬼という妖怪よりも人間の他人を不幸にしてまでも満たそうとする果てしない欲の方が悍ましい。猫又お墨付きの気まぐれさを持つ美貌の剣士、椿鏡花や妖怪総大将なのにどこか抜けていて決める時は決めるぬらりひょん(塗良)にクスリと笑ってしまいます。塗良の恋の結末が悲しかった分、菩薩となったおみつさんと多九郎に幸あれ。一番、好きなシーンは猫又の双尾丸が首を石燕に掻かれてごきげんな様子。
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BlueBerry2014/05/0238最近よくある妖怪調伏物でした。読みやすくてそれなりに面白いけれど目新しさはないですね(笑。
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ネムコ2013/12/1816石燕――と言えば、百鬼夜行図の鳥山石燕! しかも表紙がカッコ良い! ジャケ買いでしたが大当りでした♪ 絵師とぬっりひょんのご隠居、ハンサムな退魔師・椿鏡花(椿三十郎と泉鏡花の合体みたいな名前(笑))の妖怪退治物語。いや、退治するのはどちらかというと人間?(笑) 石燕が妖怪を見ても全然動じないで、普通の隣人に対するように付き合うのが良い。続きが楽しみです♪
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ちー2014/03/057石燕の名と表紙に魅かれて買ったものの、しばらく積読本に。しかし、2巻が出た時点で読み始め、読み終わりと同時に2巻買った。キャラも良いし、読みやすく面白かった。ぬらりひょんってあんな感じなのね。
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めにい2015/08/235ぶっきらぼうな文章に慣れるまではちょっと時間がかかった。主語がないからだろうか?妖怪絵師として実在した人なんですね。。。
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