Fランクの暴君 2 天才の華麗なる暴虐

発売日 : 2013/10/10
下克上を狙う『天才』カンナとそれを阻止せんとする『天才』ユキトの攻防!
弱肉強食の学園に君臨する【七君主】。藤白カンナは、学園の最底辺Fランクでありながら、そのうち2つの称号を手中に収めた。彼の次なる標的は、反派閥【アンチリヴァイアサン】のカリスマ、【虚構】のエフ。 自身をエフと偽り、組織乗っ取りを企てるカンナと、それを阻止せんとするユキトだったが、しかしカンナは、その更に上をいった。【七君主】のひとつ、【憤怒】の称号をも手中に収めんと、彼は行動を開始する。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048660068

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/09/22
    シリーズ第二弾は「憤怒」の称号を手に入れる為に、カンナが容赦の無い行動を見せる話。ヤバい。主人公の外道さもさることながら、カンナが暴君そのものへと近づいていく過程は読んでいて鳥肌が立つレベルでした。自分でも気づかないうちに傷つき、摩耗していっているカンナの姿は痛々しさを感じさせますね。だから外道なのに嫌いになれないのかもしれません。芽衣のヤンデレ覚醒と言い、誰も幸せになれなさそうなこの感じが堪らなく好きだな。続刊はまだの様ですが、次巻発売されることを期待して待ってます。
  • くろり - しろくろりちよ
    2013/12/21
    ネタバレあり
    藤白カンナがFランクに堕ちた理由こそ、仮面の男【虚構】のエフ。自らの師を墜としたカンナは二つの称号だけでなく、さらなる【七君主】の称号を欲し、エリカの復讐に出た元『フレンズ7』を相手取る。エリカの為に立ちあがった彼女たちを問答無用で懲罰に追い込み、友情すらも裏切らせる策略。前巻に比べ敵は弱くなっているが、知略攻略は突き抜けた今巻。恋人すらも利用し捨てる、しかし捨てられた者は暴君に牙を剥く。主人公に好感度が上がりようもない外道っぷりは称賛に値する。メイの復讐、本物のエフの策略…続巻に期待。
  • リプトン
    2013/10/31
    素直に面白かったです。主人公の突き抜けた外道さがいいですね。登場人物たちがそれぞれぶれないで揺るぎない芯があり魅力的です。カンナに対してユキトとの対比もよく、今回の敵は雑魚で圧倒しますが読んでるこちらも圧倒されましたね。それぞれの思惑、交差する人間関係、次にどう出るかとワクワクしながら読んでいけました。七海もなんだかんだでカンナにとっては他とは違う存在になってそうで、壊れた芽衣が今後どう脅威となっていくのか楽しみですし、次巻も期待したいです。
  • 晦夢
    2013/10/11
    主人公が主人公に見えないぞ(笑)頭脳戦の第二弾。この作品のいい所は何と言っても主人公だよね。こんなに残酷無慈悲でそれこそ強欲な主人公はラノベではかなり珍しい。最近のラノベでかなり気に入ってる作品。カンナが相手を出し抜いていくのは読んでいて気持ちがいいな、素晴らしい。今回はエフとの戦いだと思ったのに、あっさり出し抜くとは。今回は勝負より人間関係が重視されてたみたいな感じだな。カンナを取り巻く環境も変わったな。
  • ころん
    2013/11/17
    自らがエフだと名乗るカンナは本物のエフが立ち上げた【アンチリヴァイアサン】に狙いをさだめる。しかし元フレンズ7だったユリアと桃がエフはカンナだと宣言したことで、カンナは二人の策略に巻き込まれる。心理戦、そして読み合いの連続で読んでて楽しい。どのキャラも一筋縄ではいかないキャラばかりで、でも実はこうでしたって明かされても納得できる人間味もあって。そんな中で七海の存在は癒されるなぁ。カンナは確実に暴君への道を歩んでいるけど、他のキャラがそれをやすやすと見過ごすことはなさそうだし続きが楽しみ。