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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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まりも2014/05/0817終わりに向けた盛大な準備は整ったか。十文字青作品に出てくるキャラはどいつも好きなやつばっかりでその人物達がどんどん死んでしまうのはツラいものがある。悲惨な状況の中で進んでいく人間関係。多くの恋があったけどやっぱりアジアンとマリアの極限愛に勝るものはないのかもしれないな。死んでしまった人、生きている人多くのドラマがあったこの作品がどんな終わりを迎えるのか楽しみでもあり、寂しくもある。
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まろりん2014/01/187とうとうここまで読んでしまった。次巻が最終巻。真相が知りたいと同時に終わってしまうのも寂しい…!!とうとうのキング・グッダー登場で。なんつーか無茶苦茶な人ですね。マリアとアジアンの再会も、戦闘描写がぎっしりなのに対比して、改行されているのは時が止まったかのような静謐さを感じるなあ。でもその後いつも通りのパターンなのはある意味微笑ましい。群像劇的にも、荊王、ファニー・フランク、チーロ達、昼飯時&番人達、エヴァンジェリンとお師匠様、モリー、リルコ、ZOOメンバー、皆名前覚えてるし大好きだ!
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紅羽2013/11/177もう一人も失わないで欲しい。そんな祈るような気持ちで読んだ19冊目。トマトクンが復活しても一気に事態は好転する事もなく、崖っぷちな状態の中、マリアローズとアジアンの再会シーンは心が震えました。いよいよ次で完結。その前に長らく積んでいた既刊を読めて良かったです。
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成瀬雯悟2018/03/136ネタバレあり泣けるシーンが多すぎる。必死で孫を守ろうとするおばあちゃん。どこまでも皆の太陽であり続けるファニー・フランク。カタリ、アジアンとの再会。アジアンを人形呼ばわりしたグッダーにキレるマリア。グッダーに次々と啖呵を切っていく仲間たち。皆を助けてほしいと泣きながら暴れるきゅー。そしてなんといっても、薔薇マリ史上屈指の名シーンと謳われる荊王の最期。飛燕やマリアを思い浮かべ、締めくくりに夕空を飛ぶ蝶の夢を見ながら、「悪くない」と思いつつ事切れる。あらゆる創作物の死に際を比べても、これに勝るシーンはない。
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霧屋2013/11/106ネタバレあり怒涛の展開。生き死に愛に戦い、凄く濃かった…。事務所のシーンではしんみり切なく、アジアンとの再会のシーンではテンションが上がりました。王様に文句付けるマリアさすが。次巻で完結ということですが、一冊でどう纏まるのかな?マリアの秘密が明かされるのが楽しみです。
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