花屋敷澄花の聖地巡礼

発売日 : 2013/06/07
五十嵐雄策が贈る彼女の聖地巡礼を辿る旅、開幕!
行人がクラスメイトの夏奈からお願いされたのは、花屋敷澄花という女の子のお見舞いだった。だが部屋に入ってみると、そこは東京の街が広がっていて──。 澄花の趣味はアニメやマンガなどの聖地を巡礼すること。ずっと引きこもり中の彼女は、ネットのストリートビューやAR技術を駆使して聖地を訪れた気になっていた。いつか自分の聖地巡礼サイトをいっぱいにするという野望を持ってはいるものの、部屋&こたつからまったく出てこない澄花。そんな彼女の聖地を求め、行人は一肌脱ぐことにするのだが──。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048917452

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みんなのレビュー

  • 中性色
    2015/02/10
    「乃木坂春香の秘密」は好きで、でも「小春原日和の育成日記」は焼き直し感が強くてちょっと……と思ってたところにこの作品。個人的には小春原以上乃木坂以下ぐらいかなぁ。まず、三人称で書いているんだろうけど文章の書き方が一人称時代とほぼ同じせいでどっちで書いているんだかわかりづらいのが……。逆に、スケジュール紹介のときのイラストの差し込み方(これは絵師の領分だろうけど)はすごくいいと思ったな。ガイドブックの側面も持たせながら作ったとのことで、あえて全て実名を使っているのはすごいのか遊んでるのかどっちだ。
  • リプトン
    2013/06/23
    文章はテンポよくて読みやすかったです。ただ、7年間も引きこもって外が怖いというわりには簡単に外に出たなあと思うのは野暮なんでしょうかね。全体的に軽い感じなのでそこで変に重くならないようにするためでしょうがご都合主義といわれても仕方ないなと思います。主人公とヒロインの掛け合いやイチャラブっぷりはそれなりに楽しめましたが、そこにいたるまでの掘り下げがもっと欲しかったです。そして、肝心の聖地巡礼のシーンがただ説明してるだけになっているし、そこに比重を置き過ぎてバランスが悪かったかな。イラストは可愛かったです。
  • 王蠱
    2013/06/12
    なんというか文章そのものも展開も「軽い」というのが第一印象。決して悪い軽さではないし無駄に重い話持ってこられるよか個人的にも好みなのだがどうしても「あっさりしすぎてないかい?」みたいに感じられるところもちらほらと・・・内容的にも聖地巡礼テーマにしたってそこに比重置き過ぎな気もするし小説よか観光ガイド読んでるような気分になったりw澄花のツンデレに関してはツン自体が優しめで、なおかつそれを行人がしっかり受け止めてるから不快感は皆無。続巻出るならテーマとそれ以外の部分のバランス調整しなおした方がいいかも
  • スー
    2019/08/14
    ネタバレあり
    クラスメイトの夏奈に、7年間引きこもりの花屋敷澄花の友人になってほしいと頼まれた柏崎行人が、彼女の我がままに応えながら、そして彼女の心の闇を解きほぐしつつ聖地巡礼していくお話。「良い人」の主人公行人や、ほんわか口調の超人メイド美奈衣さん、ちょっと恥ずかしい動物の例え話の語り口など『乃木坂春香』の雰囲気を強く感じさせる作品。良くも悪くも作者さんの作品として楽しめました。それにしても澄花、どうやって入学試験受けたんだろう?
  • tartarous
    2013/06/08
    この1冊を読んで、聖地巡礼に行ってみたいと思う読者はいるのか? というかそもそも作者は聖地巡礼が好きなのか?本気で聖地巡礼や舞台探訪をやったことあるのか?の小説を読むくらいなら、数多ある聖地巡礼ブログを読んだ方が100万倍くらい楽しいです。