シバキヨ!
発売日 :
2013/05/25
玄武・朱雀・白虎・青龍。 神の名持った若者四人、この世の悪をシバキて候。
時は元禄、徳川の世。病気がちな母親のための薬を求めて上京してきた釣り好きの青年・亀は、麒麟と名乗る謎の侍より、いきなり法で裁けぬ悪を懲らしめる《四神》というお役目に抜擢された。 同じように集められたのは読売(新聞屋)でよく喋る少女・すゞめに、元相撲取りで現飯屋の偉丈夫・虎正。そして沈着冷静な若浪人・竜之介。彼らは麒麟の思惑に困惑しつつ、時にケンカし、時に支えあいながら、一見平穏に見える江戸の町の暗部に迫っていく。果たして若い四人は、目の前に立ちふさがる悪を倒すことが出来るか!? 新世紀の娯楽時代小説登場!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048916752
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みんなのレビュー
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とも2018/03/2014ネタバレあり普通の若者四人が謎の命によって勧善懲悪のために暗躍する時代物です。必殺仕事人に近いかも。 軽い会話のテンポとなかなかきつい悪事(とその顛末)がアンバランスに感じるところも。(四神メンバーがうるさい二人無口一人ややうるさい+心の声という構成だからかも) 主人公の亀が何というか自分の思う中二病ど真ん中なので続刊あるけとここで一旦区切りをつけます…。 手が疼いて仕方ねぇ的シーンをどういう心持ちで読んだらいいか答えが出たら読むかも。
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)2013/06/256法で裁けぬ悪をシバく痛快時代活劇・・・的なものを期待してただけに、後半の評価が難しい (-_-;) 軽妙な語り口とかはけっこう好きで読んでて楽しかったけど、展開上の起承転結における“転”にあたる場面が予想以上に重かったのと、ラストが受け付け難いものがありました。 伏線多数で続編ありそうな作品だけど、最初に書いたような痛快な内容を読みたかった身としては、今後への期待度は低め。
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mirukan2020/02/285ラノベ版必殺仕事人。私には合わなかった。
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よっしー2014/01/105表紙にひかれて読んでみました。 四神として江戸時代の悪に対して正義の鉄槌を下すって感じなのかな。キャラ的にはそれぞれ個性があってやり取りも楽しくていいんだけど…ストーリー的には先が読めてしまうのが少し物足りなかったかな。軽く読むにはいいんだろうけど…。 けど、鬼火や麒麟さんの正体、亀以外の四神になった理由など謎が残ってるから…仮に続編が出たら読みそう。あるのかなぁ。
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星影月夜2013/06/255人物と設定はいいと思った。けど展開、というか事件がなんだか主人公たちのために用意された装置のような都合よさを感じてしまったのが残念。都合よさというかいろいろわかりやすすぎてうまくいきすぎて、でも痛快って感じじゃないってのが致命的だったかなと。ラストの引きに関してはちょっと興味をひかれたので続きは読みたいと思えた。
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