櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み
発売日 :
2013/05/25
発売直後から大人気! 変わり者系ヒロイン櫻子さんの魅力をご堪能あれ!
平凡な高校生の僕の夏休みは、三度の飯より骨が好きなお嬢様・櫻子さんと過ごすことで、劇的に刺激的なものになる。母にまつわる事件から、人間の悲しさと美しさを描き出す、新感覚ライトミステリ第2弾。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784041008393
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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た〜2013/05/31181今回は櫻子さんの意外な面を色々と見せてくれた。正太郎くんはあいも変わらず巻き込まれるばっかりだけど(笑)
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夢追人0092019/06/27178北海道・旭川を舞台に骨マニアの偏屈美女・櫻子さんとグルメな食を愛する高校生・正太郎が遭遇する不思議な事件の数々を描いた異色ミステリの2冊目です。私は密かにいつも美食で正太郎をもてなしてくれる厳しいけど優しい「ばあやさん」が大好きですね。今回は老女の骨の話と迷子の幼女の話と日本のドンファン九十歳当主の死の話ですが著者は平凡なミステリで満足せずに毎回新鮮なサプライズを読者に届けてくれますね。櫻子さんは一見クールな冷たい女だけど一理ある鋭い独自の倫理感の持ち主ですので若い正太郎に大事な本質を学んで欲しいですね。
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ひさか2017/06/021512014年5月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ2作目。3話の連作短編。前作に続き、櫻子さんの推理が冴える。展開が、ワンパターンで疲れます。
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桜父2016/02/21134ネタバレあり櫻子さんシリーズ2巻目。相変わらず櫻子さんと正太郎君は骨に愛されてます。当麻町に行った櫻子さん達は秋に死亡した疑いのある白骨死体を発見する。その白骨死体は正太郎の同級生「鴻上百合子」さんのおばあさんの骨だった。介護や痴呆等社会問題を巧みに織り交ぜて考えさせられながら読みました。決して華々しい解決ではないけれどまた続きが読みたくなりますね。3巻目も続いて読みたいです。
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雅2020/05/06130タイトルが示すように必ず『死』が存在してるんだけど、悲劇だけでは無い。特に第二骨でのダメ母親が見せた子供への想いは泣ける。櫻子も変人ながらも感情的な部分が垣間見えた
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