機動警察パトレイバ- 風速40メ-トル

発売日 : 1990/10/01
劇場版アニメ「パトレイバー the Movie」のノベライズ版とオリジナル短編を収録!
警視庁特車2課に研修にきていた香貫花クランシーの帰国する日が近づいた。香貫花は置き土産として野明にある“指令”を託す。その“指令”をめぐって野明の心におこる小さな波紋を描いたオリジナル短編“アクセス”。天才科学者が死ぬまぎわに仕掛けた巨大な犯罪を防ごうとする特車2課の活躍を描く劇場版のノベライズ中編“風速40メートル”。TV、映画、ビデオでおなじみのアニメ「機動警察パトレイバー」を、その生みの親の1人である脚本家・伊藤和典が小説化。「月刊ドラゴンマガジン」に連載され、大好評を博した2編を収録。
  • レーベル: ファンタジア文庫
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784829123744
  • 判型: A6/文庫

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みんなのレビュー

  • ヨーイチ
    2025/04/23
    ひょんなことからアニメーションに目覚め、テレビ放映版60本超え、劇場版を3作、他OVAも含めほぼ制覇。つまりは気に入ったって事で、小説版も欲しくなった次第。中身はオリジナル短編と映画版のノベライズなので、映画版を見てない人は注意。著者は脚本としてパトレイバーシリーズに参加している人なので(この人の担当した奴はお気に入りが多い)ノベライズとも違う気がする。紙の脚本からアニメ作品が作られ、その結果を紙の小説化する?ってことで、物語の輪廻とでも言おうか。紙だからこそ確認できることがあるのも事実だけど。
  • Comit
    2024/11/24
    購入本~劇場版『機動警察パトレイバー the Movie』ノベライズ中篇「風速40メートル」と、その前日譚を描いたオリジナル短篇「アクセス」を収めた一冊。初めて劇場版を観た時を懐かしみながら読了。間に挟まれる挿絵も嬉しい。レイバー戦もさる事ながら、人間ドラマも魅力的。パトレイバーシリーズには①コミック版、②テレビアニメ版、③OVA版があり、劇場版は③の続編とのこと。30年以上経っても色褪せない良作でした✨
  • roatsu
    2018/04/07
    劇場版第一作の小説版。時間を経ても物語としての面白さ、託されたテーマの深さは少しも褪せない金字塔。活字になると映像とはまた違う行間や陰影が読み取れて味わい深い。便利さゆえ急速に発展し社会を覆っていくシステムにもし悪意が仕組まれたら、という普遍的な文明への警鐘とこれに知恵と勇気で立ち向かう若者達の群像劇というストーリーは何度読んでも胸躍る。後藤隊長の年齢に近づいた身からすると第二小隊というか特車二課はマネジメントの観点で各自の自己実現と成長が素直に行われる理想的な組織の姿ではなかったかなんて思ったりもする。
  • 無重力蜜柑
    2023/02/02
    表題作はOVA版最終話「特車隊、北へ!」と劇場版1の間の話で、香貫花がNYに帰る直前の短いエピソード。安心感がある。後半(というか大部分)は劇場版1のノベライズ。まあ普通に脚本家が書いた可もなく不可もなしなノベライズという感じで、特に言うことはない。こうして見ると、やっぱ劇パトの異常な格好良さは押井守のセンスなんだろうかという気もするな。自分がシリーズで一番好きなのは断然劇場版2だが、アニメとしてバランスが良いのは1だと思う。『パトレイバー』の一番王道を行っているのはゆうきまさみ版だろうか。
  • のれん
    2021/03/28
    アニメの脚本家が書いただけあって、最低限の文章で雰囲気が伝わってくる。アニメ視聴が前提になるが、映像追体験できるのはノベライズとして正しい形であろう。 特に劇場版一作目ノベライズたる表題作はあの臨場感そのまま。 パトレイバーはアニメ、漫画で大きく違うことが知られているが、どちらも『正義の味方』について真剣かつ理想的に描いている(押井守色が強いのはノーカンで)。 後藤さんはもちろんだけど南雲さんに香貫花、泉、篠原、そして太田も自らの立場と正義感を秤にかけてる。そういう所に大人として憧れるわけだ。