ノロワレ 2 外法箱

発売日 : 2013/05/10
“また自分の知らない風習か……” 鬼才が放つ新たな呪いの物語、第2弾!
同級生・日高護の祖母の葬式に出席した真木現人は、そこで騒ぎに巻き込まれる。それは日高が過去に祖母から聞いていた「神様の入った箱」を差し出せというものだった──。
 一方で現人の双子の兄・夢人は、その箱と同時に日高の家系にも興味を持ち始める。それは脈々と引き継がれている『憑き物筋』で、呪いの本尊をその箱に収めているという。兄の話に怒りを覚える現人だが、呪いの怪異はすでに浸蝕を始めており──。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048915328

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/05/27
    田舎を舞台にした呪いの物語の第二弾。友人の葬式に行った現人が呪いの騒動に巻き込まれる…な話。物語の展開そのものは割と予想しやすくあっさりしていますが、気味が悪い描写の数々は相変わらず秀逸ですね。田舎という狭い舞台だからこそ、人間関係の醜い部分がより際立ってくる感じが堪らなく好きだわ。人死にこそ出ませんが、エグミや後味の悪さは「断章のグリム」以上かもしれません。命が今後のカギを握る人物っぽいし、次巻も期待してます。しかし、祐希子の無神経さは流石に行き過ぎな気もしますな。
  • そのぼん
    2013/06/29
    日本の昔から続く家系のなかに潜む呪いを描いた作品となっていました。グロ描写も結構あるので、好き嫌いは分かれるのではないか、と思いました。シリーズものとはいえ、一冊で完結しているので読みやすかったです。独特の不気味が癖になりそうです。
  • 坂城 弥生
    2025/02/10
    嫉妬は苦しい…特定の誰かに嫉妬するのも苦しいけど不特定多数の人に嫉妬するのは本当に苦しいと思う。
  • コリ
    2013/05/12
    面白かった。文章だからこそ伝わる音や異形の表現が相変わらず素晴らしい。この作者最大の持ち味を最大限に活かしてるよなぁ、ホント。結局一番怖いものは「人間」だとつくづく思う。最後に夢人が語った護を呪った人間についての種明かしにゾクゾクした。後味悪いけどある意味この作者らしい(笑)そして今回は夢人と対になる新キャラ、オミコサマである犬伏文音が登場。かなり重要な役割を与えられている様なのでこれからの活躍が非常に楽しみ。ラブコメや恋愛要素は全く期待しないけど現人と良いコンビになれたらもっと面白くなりそう。
  • 幸音
    2013/05/14
    今回は憑き物筋。シリーズ2巻にこの話を持ってくると彷彿とさせる。死なない物語という言葉に嘘はないけど、死んでないけど。文章ならではの表現と間合いが絶妙であるために、背筋を這う恐怖が際立つ。風習が今も残る閉鎖社会の田舎だからこそ、色々なものが濃密であると示していた。最後はそう来たか。文音視点が興味深い。無差別に真木家の子どもが狙われてるような。夢人は自分の纏う呪いで他の呪いを跳ね返してるようだけど。「主人公持ち回り制」とは予想外。むしろ呪いが蔓延していくような気がする。次の主人公と何を持ってくるのか楽しみ。