白銀の救世機 2

発売日 : 2013/03/31
「突破する! それが僕の――僕と兄さんの戦いだよ!」
新種のXENOを撃退した際に発生した強力なイデアは、要塞都市『アカツキ』にも影響を及ぼしていた。イデアを浴びたゼノイドの一部が感情に目覚め、彼らは同族のゼノイドに処分されようとしていたのだった……。クーラの協力により彼らを助け出したアルツたちは、そのなかに一際目立つ一人の少女の存在に気づく。「やっぱりなのです。フランの思っていたとおり、心とは愚かな要素なのです」フランと名乗る少女は、アルツたちにとって初めて出会うタイプのゼノイドで……。「見せてやる! これが――俺と仲間たちの力だ!」感情を力に変えるへヴィバトルアクション、物語は、ここから動き出す―――。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784840151306

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みんなのレビュー

  • Tomokazu Kumada
    2013/09/05
    ネタバレあり
    謎の生命体XENOに支配され雪に覆われた白銀の世界で生きる落ちこぼれの少年「アルツ」は、コールドスリープで眠っていた旧人類の少女「ナユキ」と救世兵器【ゼストマーグ】と出い、新種のXENOを撃破した前巻。新種のXENOとの戦いでゼストマーグを進化させたアルツ達の[白銀新生]の強力なイデアは、要塞都市アカツキで暮らしていたゼノイドの人々にも影響を及ぼし、感情に目覚めた一部の人々は同族であるゼノイド達から処分されようとしていたのでした……。感情を力に変えるベヴィバトルアクション、物語が動き始めるシリーズ第2弾。
  • 神代ここね
    2013/04/12
    1巻でナユキからアルツ達に広がった心の輪が今度はより多くの人に広がるお話。ロボットモノで戦闘が外せない中、フランが心を開いていく様がちゃんと書かれていたのは非常にポイントが高いです。まだ2巻ですが、色んなキャラが精神的に成長していく過程がすごく面白いですね。戦闘シーンも中々に白熱。残エネルギー量の問題なんかもしっかり書いてあって読んでてすごくリアリティがありました。満足。
  • ギンレイ
    2015/01/04
    【わかりあう】 心の力が影響するロボット系。 それなりに面白かった。 MF的お約束もやりつつ、そこを抜かせば割と素直に描いていると思います。 キャラ同士の主張の対比は不信と信頼、それから人間性を思考するような試みも文章に見られますね。 感情を持ち始めた人達を集めて子供の遊びを教えるシーンは印象的でした    評価は ★★★★★★★★☆☆ 8個星です!!
  • らなあ
    2013/04/12
    アルツ達ゼノイドが感情を持ち始めてて、今までなんとも思ってなかったようなことにいろいろ思うようになってて心があったまった。フランも最初は感情を嫌ってたけど、最終的にはアルツ達を仲間と思って助けにきてくれたし、少しずつ仲間を増やして、そして成長していく主人公達から目が離せない。クーラさんが何を考えてるのかとかも気になるし、ナユキが立ててる進化したZENOのフラグも気になるしで続き早く読みたい。
  • 尚侍
    2013/03/29
    面白かった。初巻は正直わかりにくい部分があったけれど、本巻は世界観の消化がだいぶ進んで全体像がわかりやすくなったのと、感情に目覚めたゼノイドたちの描写が優れていたこともあって、物語の方向性がはっきりしたのがよかったと思う。というかぶっちゃけとても面白くなった。初巻の勢いを維持できず続刊では失速するというパターンが多い中、本作は初巻で説明しきれなかった世界観をうまく描き出すことに成功していて、初巻でわかりにくかった設定が胸に落ちてきたのが最大の評価ポイントだろうか。この調子で次もいってもらいたいですね。