連射王 下

発売日 : 2013/03/10
今、少年は己の本気を試し始める――。
ついに一区切りとなる目標を果たした高村・昴。だがその時、彼が感じていたのは達成感よりも喪失感であった。
「君は、ここで降りますか?」
 その問いに対する答えが見いだせぬまま、ついにゲーマー“竹さん”が大連射2との計り知れぬ勝負に挑む日がやって来た。
 降りるか、続けて行くか? その答えは――。
「君が問うところ、ゲームは必ず待っています」
 異色の青春“ゲーマー”小説、下巻!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 803円(本体730円+税)
  • ISBN: 9784048915069

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みんなのレビュー

  • ソラ
    2014/02/16
    青春ものとして読めた。面白かったけどゲームの要素がないほうが良かった様な?まぁそれだと意味がないか。
  • まりも
    2015/12/04
    ゲーマー青春物語の下巻。高村が大連射2のファーストプレイワンコインクリアを目指す話。STGの熱量もさることながら、それ以上に印象に残ったのは幼馴染・岩ちゃんが可愛かったことでしょうか。物語が進んでいく事で、ヒロイン力が上がってくるとか最高の幼馴染やわ。緊迫感のあるゲーム描写も素晴らしく、まさに手に汗握る展開って感じで良かったです。何よりも一番良かったのはSTGを通して変化していく人間模様や心情描写。これがあった事で、単純でありながら奥が深い魅力のある物語になっていたと思う。良質の青春小説でした。
  • Yobata
    2015/11/22
    大連射をクリアした高村に待つ感情は歓喜でもあり離別への哀愁でもあった。そして大連射2の発売を知り、STGから逃れられない高村は岩田との関係がさらに悪化してしまう。迎える竹さんのファーストプレイワンコインクリアの日に待ち受けていたものは…。FORTHシリーズ下巻。ゲーセンの世界に「本気」の場を実感し,その道を図らずも歩みだした高村だったけど、仲と野球,そして岩田への想いと高村の肩にのしかかる。竹さんの過去を聞き,ゲームに向かい合う事で本気になれないと嘆いていた今までの気持ち,自身の心にたどり着く。自分で→
  • シュエパイ
    2013/09/01
    きっと出来るよ、君になら出来る。そう信じている・・・!大事な人、大事な場所、大事な挑戦。その全てを抱えて挑む、ファーストプレイ・ワンコインクリア。そして、前を歩く人の残した言葉に、胸の鼓動を高めながら詠み続けました。とても大好きなゲームのことを、クリアしたくて、でもずっとプレイし続けていたいというその感情を、その極北を、一緒に感じられた気がするのです。響くギターとピアノの音色が、まだ、私の耳にも聞こえ続けています。今、そしていつか本気になる人の耳にも、きっと同じ音楽が流れるのですね。良いゲームでした。
  • 緋莢
    2023/05/16
    「シューティングゲームのプレイヤーは、いつか来る己の決着のために、ずっとずっと本気で戦い続けなければならない」 自分が〝本気になれる人間”だと知った高村。「大連射」をクリアしたものの、気持ちは 一区切りつかず、さらなる挑戦をすることに…ゲームは勿論、高校生なので、そちらの方面でも 色々あって。そういうのもゲーム×青春小説として、楽しめました。 フィクションではあまり出てこない、馴染みのある地名が出てきたのにはビックリしました。