アザリン16歳
発売日 :
1989/12/01
銀河は平定され、アザリンは今やラアルゴンの象徴に。だが、彼女の存在すら許せない者がいる! タイラーはアザリンと地球を守れるのか?
ついに銀河系は平定されてしまった。だがそれは地球並びにラアルゴン両陣営にとつて甚だ不本意な出来事であった。だが、とりあえずの平和がやってきたことは間違いない事実である。ラアルゴン皇帝ゴザ16世ことアザリンも今やその実権は剥奪され、ラアルゴンの象徴という立場になっていた。だが、その存在自体をも許すことの出来ないアシュランのティン・ラオは彼女の命を秘かに狙うのだった。そのことを知った弟のシュンはタイラーの一番弟子を自認するフジ・イサムにアザリンを託しティンの手の届かぬ所に逃がした。しかし、ティンはイサムの母を人質に取りアザリンと出頭するように呼びかける。はたして、イサムはこのピンチを脱することが出来るのか? ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 528円(本体480円+税)
- ISBN: 9784829123409
- 判型: A6/文庫
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みんなのレビュー
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豚山田2014/04/1710再読。正直言うと展開はベタで強引、おまけにご都合主義ときてますが何故か面白い。不思議な作品です。キャラが魅力的なのも勿論ですが、もっと単純に読ませ方が巧いと僕は見ています。この方の文章は自身の言葉で語られており、しばしば描写だけではない余計な情報を落としていったりするのですが、中には先の展開を匂わすものも混じっていたり。で、これが案外適度に物語のハードルを上げる役割を担っていて先が気になってしまうのです。今回主人公の出番は少ないですが、未来の大提督という弟子の少年の初陣が熱い。続きが気になるし次も本作で。
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お~い1昔読んだ本
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ひびの2019/09/041イサムが主人公のような話。イサムのような子が活躍して欲しいけれど、そうならないのが無責任シリーズ。
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Snusmumriken2016/09/101ネタバレありイサムのターン。これからの布石を作っている回。それほど話に進展なし。
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すがし2007/05/221アザリンは別に好きじゃない
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