ビブリア古書堂の事件手帖 4 栞子さんと二つの顔

発売日 : 2013/02/22
日本で一番愛される文庫ミステリ、待望の第4巻。
珍しい古書に関する特別な相談──謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その家には驚くべきものが待っていた。
 稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいという。
 金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが──。

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みんなのレビュー

  • 扉のこちら側
    2013/02/26
    初読。あとがきでも書かれている通り、知らないでもない作家・乱歩にまつわる物語。複雑な人間関係、レプリカの…等、雰囲気作りがなされていて楽しめた。しかし時々入る、大輔による栞子可愛い描写に興を削がれてしまう。恋愛要素が入るのは構わないし、大輔の語りではなく三人称だったらまだ読めたのだけれど。
  • どんちん
    2014/12/08
    ん?思わず前作を確認、やはり気のせいではなかった。今回は、長編なんだw それにしても、智恵子の登場は思ったより早かったな。智恵子のイメージが微妙にちがったのは、栞子の一方的?な情報・目線でしか見ていなかったためなのか?それでも、少し設定を変えた?と感じたくらいだ。また、文香は急に大人びた発言をするし、大輔は急に?冴えてくるし、本シリーズのエンディングにむけドライブをかけたようにも思えた。しかも告白しちゃっているしwところで、今回の江戸川乱歩シリーズは、読んだ事があるタイトルが多くとても懐かしく思えた。
  • れみ
    2013/03/01
    読むのが超遅い私にしてはかなりのスピードで読みました。シリーズで初めての長編でしたが、それが逆に良かったのかも。今まで、栞子(というかビブリア古書堂?)を毛嫌いしていたヒトリ書房の店主・井上がどうしてそういう態度なのか…という謎が今回明かされますが…そりゃー嫌われるよ…と思ってしまったのでした(栞子には責任ないんだけど(^_^;)それにしても栞子のお母さんってやっぱり謎。
  • mitei
    2013/02/24
    1巻全て江戸川乱歩について書かれた一冊。いよいよ二人の仲が進展していって非常に次巻が楽しみになった。物語でも震災の話をだしているのが印象的だった。乱歩も読んでみようかなと思った。
  • ?&!
    2013/02/24
    ネタバレあり
    月9でドラマになると聞いて見る前に読まねばと1&2&3は去年12月のうちに読んでおきました。推理物は驚くために読むのだから先に楽な映像で見てしまったら驚きのなくなった話を活字で辿る気にはなりません。ドラマは喰いタンやガリレオと違って忠実に謎解きの面白さを活かしてくれています。今回は1冊乱歩。?&!は乱歩で卒業論文を書いているから大輔の代わりに休憩なしで栞子と24時間乱歩を語りたくなりました。二銭銅貨の暗号とか押絵の初稿とか興味を惹く題材を選びますね。押絵の初稿が実在するなら読んでみたいものだと思いますね。