紳堂助教授の帝都怪異考
発売日 :
2013/01/25
帝都東京には何でもある──そう不可思議な事件も。
時は大正。伝統とモダンが共存する帝都東京。若くして帝国大の助教授の肩書を持つ美青年は、博学多才にして超自然的なことにも通じているとか。警察の手に余る事件が彼のもとに持ち込まれることもあるという。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784048914024
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みんなのレビュー
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のいじぃ2013/11/1432読了。怪異譚に見せかけたイケメンの変t…、ロr…、女たr…、素敵で不敵な助教授が少女を手折らず愛でる物語。大正時代ともあり、怪異の元も和洋折衷、のっけから炎の魔人が出て来た時には、どこかの悪魔召喚士の姿を重ねたり重ねなかったり。男装の彼女が良いクッションになり、仄暗い空気漂う異質な世界で、気づけば当てつけられている始末。ただ、怪異で闇に酔いしれるまでには至らず、さりとて恋愛の甘酸っぱさを堪能できるわけでもなく、少々物足りなさを残したりも。これから、なのでしょうね。個人的に掛け軸ネタは重なり過ぎてお腹一杯。
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ううち2018/04/1529初読み作家さん。大正時代もの。見目麗しい完璧超人な大学助教授の紳堂先生と助手のアキヲが怪異に関わる事件を解決していくというお話。推理ものというよりファンタジー系ですが、西洋文化が混じる大正時代っぽく洋物の怪異が出て来たりして楽しい。サクサク読めます。先生のお友達の中尉が気になるキャラ。 ラストの沙世ちゃんのお話が良かった。
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miroku2015/05/2228なるほど・・・微妙なレヴューが多いのはこういうことか。突出する何かがあれば、熱中出来るのだが・・・。読みやすくて楽しいのは確かなのだが・・・。
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しゅてふぁん2016/04/2126紳堂助教授が解決した事件を助手のアキヲが記録した手記。『怪異考』だけあって、事件が非現実的なものだった。設定が大正時代ということで、もう少しレトロな雰囲気があってもいいのになと思った。
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☆kubo2013/04/0622んー、これはキャラ小説なのかな。特に目新しい印象もなく、どこかで見たような感が。特にラストの話とかね。あまりこのジャンルを読んでない人の入門書としてはいいのかも。
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