灰燼のカ-ディナル・レッド

発売日 : 2013/01/10
それは、狂気を制する紅蓮の炎――混沌を灰燼に帰すヒートフルファンタジー
時は戦国、争乱の世。ウォールトル大陸・北部軍事国家アーミラルと南部魔導国家リヒターは、熾烈な争いを繰り広げていた。強力無比な一振りの魔剣により帝国を築き上げた剣神皇帝 ── その強大な力 「皇帝の遺産」 を巡る戦争に終止符を打つ者が現れる……。
 魔神ベリアルの左手を持つ最強の炎使い ── その男の名はケイレヴ・レッド。アーミラルが誇る一騎当千のイカレた戦闘部隊 「不死の軍団(デッドマンズ)」 の一人である。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048913263

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みんなのレビュー

  • Tomokazu Kumada
    2013/02/05
    幼い時に父親を亡くし身体の弱い母親と臥せりがちな兄の為に畑で働いていた「ケイレヴ・レッド」は、病弱な兄の分も徴兵を受けて隣国との戦争に兵士として参加し、最初は家族を、その内に戦場で共に戦う仲間を守る為に戦い続けていましたが、撤退戦において所属する部隊が殿を務める事になり、左手を失いながらも家族を仲間を守る為に撃たれ刺され傷つきながらも一人でも多くの仲間を助けて、死にそうになりますが魔神「べリアル」の左手を移植される事で生き延びますが…、魔神の左手を移植され炎を操る熱い男の仲間を守る為の戦いを目撃せよ!
  • 割れたオカリナ
    2015/07/02
    ネタバレあり
    なんとなくアーミラル側のアーマーとレオの銃を見て買ったようなものだけど、結構面白かった 北は科学で南は魔法文明、その二つの文明の交じり合っていくのを見てるのが楽しかった しかしやっぱりかって感じだけど主人公は皇帝の遺産を使うのね、まぁそれはそれでテンプレでいいけど、あと皇帝の遺産が今後の物語にどうキーになっていくかが楽しみです 次巻に期待です
  • 彩雲
    2013/01/12
    主人公最強系の戦記ファンタジー。主人公の活躍は戦闘レベル。世界観は、魔法ありの異世界ファンタジー×超科学(改造人間とか)×近代軍隊×スクライド。色々入っています。最近のラノベでは珍しく、おっさんズがメインを張っています。主人公は25歳、相棒30歳、敵もおっさん、そしてキーパーソンは爺さん。女性キャラはヒロイン未満一人。イラストの影響であずにゃんにしか見えない。主人公に対して最初は微妙に反発していましたが、人生の先達として尊敬し、やがて敬慕に。熱いですが描写が直線的過ぎて文章的に「稚い」というような印象も。
  • コリ
    2013/01/29
    ひたすら熱く、主人公のタフガイっぷりが爽快だった。ヒロインをやたら増やしたり、過度な萌えが無いのも良かった。まぁどのみちヒロインなんてナナ1人で充分かと。
  • 尚侍
    2013/01/14
    面白かった。デビュー作ということでいろいろと荒削りな部分はあるけれど、聖闘士星矢に近いノリで作者が描きたいものを描いている様子が文章から伝わってきたので気持ちよく読むことができた。女性キャラが一人しか出てこないのも潔く、要所要所でいいアクセントになっているところも好感が持てる。個人的にはもっとレオニダスが相棒的なポジションにいる方が好みですが、仲間ということであればこれくらいのバランスでいいのかもしれない。男性キャラばかりでラノベとしては異色作ですが、無闇に女性キャラを増やさずこのままいってほしいですね。