世界の終わり、素晴らしき日々より 2
発売日 :
2013/01/10
好きな人が明日もこの世にいてくれる。そんな保障、どこにも無いんだから
突如、人類のほとんどが消えた“終わってしまった世界”。そんな世界をチィとコウは古いトラックに乗って旅をする。 旅の途中で知り合った上野を訪ね、2人が向かったのは、消失を免れた人々が暮らすコミュニティだった。夏祭りの準備が進むその場所に住む少年少女は、世界に置き去りにされてもなお、淡い恋心を抱きながら生きている。そんな中、謎多きコウの過去を知る人物が現れ──。 夏。多くの人々が消えた世界でコウとチィが目にするものは。父の遺骨。笑顔。少年と少女。恋。花火。過去。涙。嘘。 ── 2人の少女の物語、待望の第2巻。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048912686
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みんなのレビュー
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中性色2015/06/0321人いっぱいいんじゃん。今回は前回とは違ってコミュニティ的な青春話になっている。相変わらず透明的な話作りはいいんだけど、透明すぎてむしろ無味無臭というか、結局のところどうなん?っていう気持ちになってしまう。結局人がいなくなる原因とやらもまだわからずじまいだしなぁ。そして、魔性少女チィちゃんという新機軸。
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ソラ2013/01/1919今回はゆるゆるとした雰囲気。1巻の時のようなだいぶ状況は異なってる
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スー2018/06/0910ネタバレあり人類の殆どが消滅してしまった世界をオンボロトラックで旅していたコウとチィが、コミュニティに滞在する夏のひと時の物語。通学、キャンプ、夏祭り…そして芽生える恋。コウの過去が明らかになりました。雰囲気は良いのですが少々薄味。感情移入出来ずただ文章を追うだけになってしまいました。語り部が交互に替わりますが、語り口が似ているためか時折誰が語っているのかわからなくなることも…(私の読解力不足もありますが)
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七月せら2016/09/169土砂降りの雨でも、雲の上には青空が広がっている。学校と、友達と、恋と、キャンプと、お祭と。世界の終わりの日々で巡るそんな日常。憧れていた人、好きだった人。ヒーローになりたくて、なれなくて。本当はみんな何かから逃げ出したくて膝を抱えて泣いていた。雨上がりの夜空に花火が咲いたら、ほんの少し勇気をもらって。正しい答えじゃなくたっていい。あの人だったらどうするか、じゃなくて。分かるのはいつだって、自分がどうしたいかだけだから。
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参謀2014/06/1581巻のロードノベルとは一転、青春恋愛学園ノベルに。この転換は個人的にはがっかりでした…方向性がいまいちはっきりしませんね。この巻では1巻で出会った上野のコミュニティにお世話になることにし、普通の生活をするようになります。そこでコウの過去を知る人物に出会い、コウの過去が明らかになります。次巻への繋ぎの巻ですかね。とりあえず登場人物も増え、会話が多く読み易くはなったと思います。相変わらずカラーイラストはキレイでした。「旅に出よう~」と同じで本編の文章にないカラーイラストの掲載はなかなかいいと思いました。
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