世界の終わり、素晴らしき日々より 2

発売日 : 2013/01/10
好きな人が明日もこの世にいてくれる。そんな保障、どこにも無いんだから
突如、人類のほとんどが消えた“終わってしまった世界”。そんな世界をチィとコウは古いトラックに乗って旅をする。 旅の途中で知り合った上野を訪ね、2人が向かったのは、消失を免れた人々が暮らすコミュニティだった。夏祭りの準備が進むその場所に住む少年少女は、世界に置き去りにされてもなお、淡い恋心を抱きながら生きている。そんな中、謎多きコウの過去を知る人物が現れ──。 夏。多くの人々が消えた世界でコウとチィが目にするものは。父の遺骨。笑顔。少年と少女。恋。花火。過去。涙。嘘。 ── 2人の少女の物語、待望の第2巻。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048912686

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

電撃文庫の新刊

  • 孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い 2
    孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い 2
    ギガ重彼女は彼にイチャあま、ときどき嫉妬。
    神宮寺 文鷹 (著者) / MAIRO (イラストレーター)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 世界の終わりに君は花咲く
    世界の終わりに君は花咲く
    死の雨、滅びゆく街。僕は世界と彼女を天秤にかける。
    成東 志樹 (著者) / みすみ (イラスト)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 蒼剣の歪み絶ち 3 正義の最果て
    蒼剣の歪み絶ち 3 正義の最果て
    運命を絶ち切れ。自分が信じた“正義”のために。
    那西 崇那 (著者) / NOCO (イラスト)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 千早ちゃんの評判に深刻なエラー 4
    千早ちゃんの評判に深刻なエラー 4
    新界を舞台にした国家間の暗闘は最終局面へ――
    氷純 (著者) / どぅーゆー (イラスト)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • デスゲームに巻き込まれた山本さん、気ままにゲームバランスを崩壊させる 5
    デスゲームに巻き込まれた山本さん、気ままにゲームバランスを崩壊させる 5
    デスゲームエンジョイファンタジー、今回も全面改稿で登場!
    ぽち (著者) / 久賀フーナ (イラスト)
    発売日: 2025/10/10
    電撃文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 中性色
    2015/06/03
    人いっぱいいんじゃん。今回は前回とは違ってコミュニティ的な青春話になっている。相変わらず透明的な話作りはいいんだけど、透明すぎてむしろ無味無臭というか、結局のところどうなん?っていう気持ちになってしまう。結局人がいなくなる原因とやらもまだわからずじまいだしなぁ。そして、魔性少女チィちゃんという新機軸。
  • ソラ
    2013/01/19
    今回はゆるゆるとした雰囲気。1巻の時のようなだいぶ状況は異なってる
  • スー
    2018/06/09
    ネタバレあり
    人類の殆どが消滅してしまった世界をオンボロトラックで旅していたコウとチィが、コミュニティに滞在する夏のひと時の物語。通学、キャンプ、夏祭り…そして芽生える恋。コウの過去が明らかになりました。雰囲気は良いのですが少々薄味。感情移入出来ずただ文章を追うだけになってしまいました。語り部が交互に替わりますが、語り口が似ているためか時折誰が語っているのかわからなくなることも…(私の読解力不足もありますが)
  • 七月せら
    2016/09/16
    土砂降りの雨でも、雲の上には青空が広がっている。学校と、友達と、恋と、キャンプと、お祭と。世界の終わりの日々で巡るそんな日常。憧れていた人、好きだった人。ヒーローになりたくて、なれなくて。本当はみんな何かから逃げ出したくて膝を抱えて泣いていた。雨上がりの夜空に花火が咲いたら、ほんの少し勇気をもらって。正しい答えじゃなくたっていい。あの人だったらどうするか、じゃなくて。分かるのはいつだって、自分がどうしたいかだけだから。
  • 参謀
    2014/06/15
    1巻のロードノベルとは一転、青春恋愛学園ノベルに。この転換は個人的にはがっかりでした…方向性がいまいちはっきりしませんね。この巻では1巻で出会った上野のコミュニティにお世話になることにし、普通の生活をするようになります。そこでコウの過去を知る人物に出会い、コウの過去が明らかになります。次巻への繋ぎの巻ですかね。とりあえず登場人物も増え、会話が多く読み易くはなったと思います。相変わらずカラーイラストはキレイでした。「旅に出よう~」と同じで本編の文章にないカラーイラストの掲載はなかなかいいと思いました。