空ろの箱と零のマリア 6

発売日 : 2013/01/10
“零のマリア”を取り戻す――。一輝と醍哉。最終決戦の幕が開く。
人を傀儡化し、世界を支配しようとする醍哉を捕らえたのは、一輝が展開した箱“願い潰しの銀幕”。 醍哉の『人生』を上映するこの空間で、すべてのプログラムが終われば彼は敗北する。 一輝の狙いを阻止するために醍哉がとった奇策によって、ついに醍哉は一輝を映画館へと引きずり込むことに成功する。 彩矢、麻理亜、そして、“O”。“零のマリア”を巡って、一輝と醍哉は衝突する。二人のうち、『世界』を救う/変えるのは、果たして――。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048912518

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/04/23
    「罪と罰と罪の影」編の後半戦にして一輝と醍哉の戦いに決着がつく話。救われる人が誰もいない、惨くて後味の悪い結末でした。それぞれが目的をかなえる為に、手段を選ばなかった事で取り返しの付かない所までいく過程がもうとんでもなく狂気に溢れているので読んでいて何とも言えない感覚になりますね。一輝の狂い様はその中でも群を抜いていたせいか、一輝よりも醍哉の方に感情移入出来たのもミソか。最終巻ではそれぞれに救いを用意して欲しいですね。次巻が待ち遠しい。
  • ゼロ
    2013/04/13
    願い潰しの銀幕編が終了。てっきり6巻で最終巻と思ってたので、まだ続きが読めるのは嬉しい限りです。基本的には醍哉がメインに語られ、一輝がサブで語られる感じるが強い。盛り上げるために視点が交互に変わって行くので、人によってはマイナスかもしれない。登場人物の騙し合い、妬み合いが凄く、目的のためには手段を選ばない状態なので危ないです。醍哉、一輝、麻理亜の3人は頭がおかしいといって良い。全てが決着したと思っても日常は帰ってこない。バラバラになる中、ここでOの反撃。結末が全く読めないので早く、続きを出して欲しいです!
  • sskitto0504
    2015/06/29
    ネタバレあり
    少し残念。一輝が心音を使うだろうとする展開も、必要以上にクローズアップするリノが所有者であるのもすぐにわかるが、持っていき方の描写をわざわざ酷くさせすぎかなと。マリアも一輝への執着がひどくてさっさと箱使えばいいのにいつまでたっても使わないし。それにしてもこれだけ犠牲を出してもダイヤは友人、茂木が少しよそよそしくなったと事件後に語り、マリアにストーカーのように執着する一輝は本当に気持ち悪いですね。自分が最近読んだ本の中でダントツに壊れてる主人公です。ラスト、どう持ってくかな?
  • くろり - しろくろりちよ
    2013/02/12
    『はこマリ』六冊目。醍哉と心音と陽明の過去、醍哉が「想像力のない」者を憎む理由。歪んで歪んでどうしようもなくなった末に願いを込めた"箱"。もう一人の主人公ともいえる醍哉の物語が終結。いよいよ"零のマリア"を取り戻すために踏み外し続ける一輝。人の感情を天秤にかけて何が得られるのか。どんなに汚い言葉で書かれようとも、たった一人主人公がマリアだけを求め続けるこの物語は、賛否両論あろうとも絶対的至高の作品。気付いてしまったループの先に完全な形の幸せはもう無くとも、次巻最終巻に望むのは、二人が一緒に居られる結末を。
  • CCC
    2013/02/11
    話がさらに進んだ。というか悪化した。登場人物が総じて怖い。みんな病んでる。利他的なキャラばかりなのにどうしてこんなことに。