心理コンサルタント才希と心の迷宮

発売日 : 2012/10/25
心理の天才、心の魔術師たちが蠢く、あやし奇譚、ここに開幕
心理学を学ぶため、大学に進学した春川梓。勉学の一助になると母の勧めで会った青年は、看板とはかけ離れたもぐりのカウンセラーだった。 その美貌と軽薄な言動に詐欺師に近い匂いを感じ、最初は嫌悪する梓。だが、この青年はただものではなかった。心理学に精通し、それに基づいた彼の分析は非常に鋭い。さらに、ふてぶてしいぐらいに常道を覆す治療を見て、梓は心奪われることに。かくして、微妙に助手の位置に収まった梓は人の心の迷宮を目の当たりにしていくのだが──。

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

メディアワークス文庫の新刊

  • 歌詠み姫と晴明の鬼弟子 心をほどく和歌、呪いを断つ剣
    NEW
    歌詠み姫と晴明の鬼弟子 心をほどく和歌、呪いを断つ剣
    和歌で人を救う姫君の護衛役は、安倍晴明の弟子ではぐれ者の鬼!?
    仲町六絵 (著者)
    発売日: 2025/10/24
    メディアワークス文庫
  • 華族の吸血鬼は穢れの巫女を娶った
    NEW
    華族の吸血鬼は穢れの巫女を娶った
    呪いの花嫁と美しき吸血鬼――あやかし溺愛シンデレラロマンス
    つるみ 犬丸 (著者)
    発売日: 2025/10/24
    メディアワークス文庫
  • 心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語― 3
    NEW
    心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語― 3
    凸凹コンビが心の闇より生まれし怪異を祓う東洋宮廷ファンタジー、完結!
    羽洞 はる彦 (著者)
    発売日: 2025/10/24
    メディアワークス文庫
  • そして、あなたは私を捨てる 死に戻り令嬢は竜の王子の執着を知らない 2
    NEW
    そして、あなたは私を捨てる 死に戻り令嬢は竜の王子の執着を知らない 2
    すれ違う二人の甘く切ない溺愛ロマンス 誠の愛が真実を導く、第2巻。
    柏 みなみ (著者)
    発売日: 2025/10/24
    メディアワークス文庫
  • かくして魔法使いノイ・ガレネーは100年後、花嫁となった 2
    かくして魔法使いノイ・ガレネーは100年後、花嫁となった 2
    愛している風に見せかけているだけ。なのにどうして――。
    六つ花えいこ (著者)
    発売日: 2025/09/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • アズマ
    2020/06/14
    他の話と全然雰囲気が違うので意外でした。後半はかなり歪んできて怖かったけど面白かったです。続きも出てるようなので読んでみます。
  • 2015/05/12
    感想を読んで気になった作品。さくさくと♪才希さんより指麻呂さんイイなぁ(^o^)途中からぶっ飛んだ展開でしたが楽しめました。続編も読もうかな。
  • カナン
    2013/05/18
    一話目で「お、タイトル通り?」と期待し、二話目で「あら、美形キャラ増やすのね…」とライトな印象になり、三話目からは「作者は何処に行きたいんだ」となる。才希のキャラクターが迷走しているというか、一人の器に美味しい要素をあれもこれもと突っ込もうと欲張り過ぎた結果、容姿が綺麗で口八丁なだけの中身すっからかんな男になってるのが勿体無い。ヒロインの梓もテンプレ過ぎて物足りない。心理学は吹っ飛びミステリー要素も吹っ飛び、オカルトでもなければファンタジーとも言えず、恋愛ものとして読むにも弱い。絵は綺麗。絵は。
  • isry 2@積本消化中
    2015/09/11
    ネタバレあり
    初読みの作家さん。心理学に興味があり読んでみたものの、あまりはまらなかった。キャラクターも個性的で、ひと癖ふた癖があり、胡散臭すぎてあまり馴染めなかった。確かに心理学に関する知識とかも盛り込まれていたが、途中でオカルトチックになったりして方向性が少しわからなかった。良いことと悪いことは表裏一体で心理学をうまく使えばプラスになるが、この作品ではあまりそういう印象がなかった。
  • のいじぃ
    2012/11/28
    読了。物腰の柔らかい主人公や頑張るヒロイン、個性的な脇役には好感が持てるが、話の内容は心理小説の蓑を被ったオカルト小説。幅広く解釈すれば確かに心理コンサルタントだがオカルトと心理学の部分が上手く調和されていないので、読んでいて消化不良を起こす。断章を挟み、終章に向けての構成も面白くはあったが、一冊に詰め込もうとし過ぎて話の順番を間違えている気がした。主人公の容姿描写や心理探偵というのがどことなく西澤氏の『リドル・ロマンス』のハーレクインに似ている。