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角川ビーンズ文庫の新刊
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さや2022/01/2325ネタバレあり★★★★☆【再読】【シリーズ第2巻】緋宮となった知夏だけど、周囲の人は認めてくれなくてー…。人間の弱さや人間関係の難しさを実感した1冊。あちら立てればこちらが立たぬとはまさにこのこと。胡汀の腕に噛みつき舌で触れて唇吸うとか、知夏の腕輪をはめて跪き口付けとか…やることに悶えてしまって苦しい。ハイテンションな一人称には慣れたけど、知夏が相手の心情を勝手に解釈するシーンには慣れない。慣れないどころか物凄く頻繁に解釈シーンが出てくるから「またか…」とうんざりしてしまった。このシーン、減っていくといいな。
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さや2018/04/0223ネタバレあり★★★★☆【シリーズ第2巻】緋宮となった知夏だけど、周囲の人は認めてくれなくてー…。試練が次から次へと襲ってきて、信じていた人に刃を向けられて。きついなぁ。その中でも慕ってくれる人は盲目的で、それが力強くもあり脆くもあり…何事も行き過ぎは良くないね。知夏の言動には幼さが残りつつも、自らに課せられた使命に少しずつ頼もしさも見えてきた。…というか、無理にでも頼もしくならなくちゃいけない…と言った方が正しいか。鳥に例える流れはこの先も続く定番なのだろうか。
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ぐっち2015/11/1423イケメン&美人さんがまた増えた!っていうか、ヒロイン知夏ちゃん以外全員美形の逆ハーですね。朝火がけっこう好きです。相変わらず美形が多すぎて、そんなにいっぺんに投入しないで、次の作品にとっとけばいいのに、とか、美獣様がヒーローでもよくないか?とも思いますがこういうテンションの話なんですよね。知夏ちゃんもだんだん落ち着いてきて、このお話の世界観にもなじんできました。胡丁、腕輪に口づけとか、緋剣の任命とか、色気がほとばしってますよね。
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ミィ2016/04/0216シリーズ2作目。異世界で緋宮と呼ばれる女神的な存在に祭り上げられた知夏。しかし、身元不明な彼女を部下のはずの神巫たちは認めず、知夏は嫌がらせに合う。前作より読みやすかった。ヒロインにとって辛いことが続く。
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さーさん2022/08/308ネタバレあり異世界で女神的役割を成す緋宮に祀り上げられた知夏だったが、本来緋宮に従うべき神巫や剣士たちに手ひどく拒絶されるシリーズ第二弾。平和な日本の女子高生にこの仕打ちは精神的にだいぶきつい。朝火の荒療治は怖すぎ。白雨も伊織も、みんな心に余裕がなくて、複雑な人間関係の中心で知夏がもがいているような感じ。踏まれても諦めぬ知夏の雑草根性、素直に尊敬する。剣士たちが知夏を認めてくれた辺りは思わず涙出た。椰真ちゃんの存在が癒し……。
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