ドラフィル! 2 竜ケ坂商店街オ-ケストラの革命

発売日 : 2012/09/25
革命の鐘が鳴り響くとき、音楽の竜が再び降臨する――。
『お前にこれ以上、ヴァイオリンを続ける価値はない』 相も変わらず、公民館の職員をしつつ竜ヶ坂商店街フィルハーモニー、通称 『ドラフィル』 でコンマス(兼、団員のトラブル解決係)を続けていた響介。しかし急にかかってきた父・藤間統からの電話と唐突なその物言いに、響介のヴァイオリンの音色は大きくかき乱される。 そんな彼に発破をかける七緒だったが、彼女の元に送られてきた 『ある物』 により事態はより混迷を極め―― !? 商店街の個性的なメンバーで贈る 「音楽とそれを愛する人々の物語」 待望のシリーズ第2弾が登場!

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みんなのレビュー

  • mocha
    2020/09/10
    一挺のバイオリンに絡みあった響介の父と叔父の過去が明かされる。しかし、サティってすごいな。“嫌がらせ”の曲、聞いてみたいけど3分くらいで降参しそう。音楽家達の業の深さを感じる巻だった。
  • papako
    2018/11/22
    ネタバレあり
    この巻は響介と父の対決。対決というか響介父の悲しい秘密が明らかになる。うーん、とてもひどい過去だけど息子にそんな接し方しなくても良かったのでは?そしてそんなに大事だったなら、死守すれば良かったじゃないか。よくある親子の確執だったし、よくあるやり方だよね。ま、それはそれとして、見ただけで模倣された『メサイア』誰が弾いても歌わないヴァイオリン、ただのダサくなんじゃないかしら。でも、テンポよく楽しみましたよ。
  • dr2006
    2020/08/16
    第二弾は読み応えの音楽ミステリー。優雅な演奏は綺麗だが、音楽は綺麗事だけでは語れない。オールドと言われる時代のヴァイオリンの名器の中には、制作者や所有し演奏した人々の様々な思いが宿る。名器に負けない猛練習、楽器に込められた執念の慟哭。竜ヶ坂商店街のドラフィルが定演間近のある日、指揮者七緒のもとに一艇のヴァイオリンが贈られてきた。裏板には主人公響介の父の名前がサインされていた。事故でヴァイオリンを弾けなくなった七緒と父の呪縛から逃れられない響介の苦悩を嘲笑う。クライマクスはラ・カンパネラを聴きながら読んだ。
  • hnzwd
    2013/04/26
    シリーズ第二段。今度は主人公の過去からの脱却が描かれます。少しずつ積み重なる小さな事件が、最後の演奏シーンに集約されていく構成は前作と同じ。ラストシーンの演奏描写は素晴らしく、すべてが音楽により許されていく感じ。。。音楽ってそういうものだ、と信じたいかも。
  • さばかん
    2012/09/28
    とても濃密な一冊でした。和解の一冊だった。赦す一冊だった。受け止めて、受け入れて、理解して、許容して、昇華する。旧友、兄弟、母娘、父子……先へ進めるように。        それにしてもこの作品の女性はよく不貞を働きますね。遺憾です……。       これで完結ですかね。もっと読みたいですが。