風の大陸 第1部 邂逅編
発売日 :
1988/11/01
美女と見まごう青年、男装の美少女、歴戦の勇士。宿命の糸に結ばれた三人の出会いと過去を描く。大河ファンタジー、ここに開幕!
滅びつつある大陸。荒涼たる砂漠を旅するひとりの若者がいた。頭巾からのぞくその顔は女とみまごう美貌。人を魅了してやまぬ紫と緑の瞳はどこか遠くを見つめていた。華奢なその身の裡に大いなる力を秘めた青年アウル・トバティーエ。何処へ、何をめざすのか、孤独な旅を続ける彼は、月の光の導きのまま、ひとりの男装の美少女と出会った……。「月刊ドラゴンマガジン」で絶賛を受けた『風の大陸』。その主人公三人、ティーエ、ラクシ、ボイス、それぞれの秘められた悲しい過去と三人の出会いを描き、壮麗なるロマンの開幕を告げる特別書き下ろし長編、待望の登場。
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 528円(本体480円+税)
- ISBN: 9784829123027
- 判型: A6/文庫
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みんなのレビュー
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エンブレムT2010/07/0535人と精霊の交流が不思議ではなかった遥かな昔の物語。王道ファンタジーです。滅びに向かう古代文明大陸を旅する者達がいた。1人は夢見るようなオッドアイをもつ美貌の少年ティーエ。1人は国を捨て女を捨てた男装の美少女ラクシ。そしてもう1人は、戦いのエキスパートでもある義理堅い自由戦士ボイス。それぞれの背負うドラマチックな過去を交えながら、3人が出会い物語が動き出す第1巻。かなり昔の作品なのですが、全然気になりません。ファンタジーの普遍性を垣間見せてくれる作品だと思いました。いのまたむつみさんのイラストも美しいです!
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文庫フリーク@灯れ松明の火2010/06/1329なんとスラスラ読みやすいことか。美貌のヴァレさんとは聞いてたけど、美貌過ぎ!です珂音さん。天然?なのに、この瞳は・・。ノスフェラスやらケイロンだとかルーン文字が自然、浮かんじゃう。ボイスは『デルフィニア戦記』王さまウォルのような。自由戦士だからかな。まだまだ顔見せ程度。なのに次が気になる(笑)珂音さん、美味しい物語ありがとうございます。感謝です。・・まだ23部以降入手できてません(苦笑)
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昼夜2011/08/0622彼らの出逢いが彼らのそれぞれの運命をどう導くのか楽しみです。
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朱音2010/07/1717王道的ファンタジー。日本人は貴種流離譚が好きだよなぁ。貴種(三人とも)以外にも美貌(オッドアイも萌え要素だよな)・鬼才・純真無垢と要素がそろっているし、ウケないはずがないではないか!舞台が砂漠っぽいのもマル。妙なモンスター出てくるといいな。サクサク読めました。10巻まとめ借り、図書館バンザイ!
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珂音2010/05/1914面白い~~~~~!!いのまたさんのイラストも素敵です(ボイスはイシュトを連想させますが)どんなもんかお試しの1巻でしたが、早速続きを手に入れてきます
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