楽聖少女 2

発売日 : 2012/09/10
『神様のメモ帳』コンビが贈る絢爛ゴシック・ファンタジー、第2弾!
交響曲の初演成功から数ヶ月、ルゥはスランプに陥っていた。新作の曲が革新的すぎて既存のピアノでは弾けず、新楽器の開発も行き詰まっていたからだ。 そんな折、フランス軍がウィーンへ進攻。僕はついに魔王ナポレオンと相まみえる。そこで知るのは、魔王のあまりにも意外な素顔と、この歪んだ十九世紀世界の秘密の一端。そして僕らの前に現れる、不吉な銃を操る若き音楽家。 「俺がナポレオンを殺る。邪魔するな」 復讐に燃える彼の背後には、悪魔の影が……。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048868969

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みんなのレビュー

  • ひめありす@灯れ松明の火
    2013/08/14
    一つ足りないピアノソナタは、僕と神様と、運命のさよならの挨拶。不思議に叶えられてきた様々な願い。息をするように紡ぎだされた音楽。その限界を感じて、乗り越えたくなって。その為には何かが、足りない。お腹の中からふつふつと沸き上がってくる、マグマみたいな熱い感情。書かなくては、死んでしまう。その苦しみ。この気持ちと決別する位なら、僕は神様にさよならをして、悪魔の口付けを受けよう。僕は運命なんて知らない。いつか書かなくちゃいけない物語も、<僕>であるはずだった人生も。僕は、僕を生きる。だからさよなら、ピアノソナタ
  • コリ
    2012/09/23
    P275のルドヴィカの、「なぜぼくらが歌を、詩を、物語を創ると思うんだい?絶対に満たされないからだよ。いずれ喉が灼かれ血が腐ると知っていながら海水で渇きを癒やそうとする漂流者のように、ぼくらは永遠に満たされないがゆえに創り続けるんだ」というセリフがとにかく印象的だった。ルドヴィカだけでなく、ナネッテやカールといった芸術に携わる人達の生き方の眩しさと熱さが強く伝わった一冊だった。…で、カールことマリアが未来から呼ばれた四代目こと雛という可能性は?うん?(笑)とりあえずカールかっこ良かった。
  • Yobata
    2012/09/10
    ついに、ユキの前にナポレオンが登場。彼の目的はなんと死こと。彼はすでに何回も人生を繰り返していたのだ。ユキは果たしてその願いを叶えてやるのか??今回新登場のカールさんん、100%四代目でしょ。音楽隊も平坂組みたいだったしwもう一人の新キャラはナネッテさんは百合。だんだんと個性的なキャラも揃いつつあり、話もこれから面白くなっていくだろう。大いに期待。ルゥはメフィ見えんのかよw!!ユキも段々と力を自由に使えるようになり、今回は悪魔まで倒しちゃいました。果たしてどこまで進化していくのか。
  • まりも
    2013/11/09
    人生をループし続けるナポレオン、歌声を失った魔弾の射手カール、ルドヴィカを愛しすぎてどうかしてしまったナネッテといった一癖も二癖もある新キャラが続々登場。皆求め、苦しみながらもその生き方は美しいものがある。本当この1冊を作るために相当の労力をかけたんだろうなという事がわかる話の密度、そして歴史の人物を作者流にアレンジしながらも史実らしさを感じさせる。ファンタジー色がどんどん強くなりすぎてやいないかとも思うんだけどそこが良いと思える。ルゥ、ユキ、メフィ三人のやり取りが凄く面白くてルゥが可愛すぎて禿る。
  • ソラ
    2012/09/09
    やっぱ、杉井光×音楽=高品質だなー。”受け取るだけで足りる者は、最初から自分で歌ったりしない”