探偵・日暮旅人の宝物
発売日 :
2012/08/25
探偵・日暮旅人の物語、セカンドシーズン開幕!
大学時代の友人から旅先で彼女の振りをしてほしいと頼まれた陽子。その頃旅人は風邪で寝込んでしまっていて――? 目に見えないモノを視ることができる探偵・日暮旅人の『愛』を探す物語、セカンドシーズン開幕!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 627円(本体570円+税)
- ISBN: 9784048869263
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みんなのレビュー
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風里2013/06/1583ファーストシーズン(?)の補足的な短編とセカンドシーズンらしい短編と。 旅人がだんだん人間らしくなっていくのが嬉しい様な淋しい様な。 サブキャラがメインにきても興味が失われず、なおかつ気持ちがほっこりする様なところは流石。
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ぽぽ♪2014/09/0478うっかり図書館の予約を重複させてしまい、笑い物読んでから随分経ってるので、ラストの人物はあの人だったのか、イマイチ自信ないです…。「六月の花嫁」と「犬の散歩道」は、ほんわか温かい話でした。「愛しの麗羅」はユキジの素直じゃない不器用な所が、らしくて良いです。「花の名前」はゾゾッとする話でした。ブラック旅人全開。「夏の日」、颯爽と現れるシーンに、思わずニンマリでした。
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itoko♪2017/03/0177本編は終わってしまったけれどセカンドシーズンに突入し、まだ続いていくのが嬉しい。今回の短編は、登場人物たちの思い出の引き出しをそっと開けてくれる旅人に、ホロリとさせられる優しいストーリー。かと思いきや、ラストに忍び寄る不穏な影が…私好みの展開。まんまと次作へと釣られてしまうのだった。
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isry 2@積本消化中2022/06/1976ネタバレありシリーズ5作目。短編集。「六月の花嫁」、「犬の散歩道」、「愛しの麗羅」、「花の名前」、「夏の日」前作で第1部が完結し、本作は前作で語られなかった前日譚と第2部への橋渡し的な作品。前回読んだのが2年前なので忘れている部分もあったが、それほど問題はなかった。やっぱり、登場人物が好きになれない。(特に灯衣この設定でなぜ5歳なのかが疑問)
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よむよむ2017/05/1975ネタバレあり4作目、贈り物で一度終りを迎えた日暮旅人の物語だったが、収まり切れないネタがあったとのことでセカンドシーズンが続刊されたようです。5編の短編。良かったのは陽子先生が成り行きで大学時代の男子同級生と旅する場所に、旅人が必死の形相で現れる最終話「夏の日」。熱にうなされた旅人の額に陽子が手を触れると、錯覚なのか気持ちいいと答える旅人。感覚が戻る予感に心が浮き立つ。でもこの物語は簡単には終らない。最後4ページで怪しい人影が…。新たな敵か?相変わらず気をもたせる。(^_^;) また続きを読もう。
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