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ファンタジア文庫の新刊
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ひめありす@灯れ松明の火2012/12/2232僕が選んだ軌跡は、決して他人に赦されるものではないだろう。世界を恐怖に陥れて、徒に犠牲を増やして、そして何より、君を悲しませた。優しく純真な君が、僕を追うを知っていて。暁の聖者、紅の魔女。そう呼ばれる彼女の姿は、何故か分たれたこの世界とよく似ていた。光も闇も、等しく世界の一要素。もう一度、この世界が溶け合う様に。悲しみは一緒に僕が連れて行く。だから君はどうか笑って、君だけの軌跡を歩んで欲しい。わがままだと分かっているけれど、大好きな君が大好きな人と一緒に歩んでいく世界に。どうか、マールの加護があります様に
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ころん2012/09/228カナクをめぐる物語、ここに完結。アレンシア大戦が始まり、今までそれぞれの物語が語れてきたキャラ達が一同に集結。どんな人生を歩んできたのか、どこに向かっているのか、それぞれの思いをぶつけあうような戦いは壮絶の一言で、1ページも目が離せなかった。悲しい結末を迎えたキャラもいるのに、読み終わった後は自然と優しい気持ちになれて、とても良い上質のファンタジーでした。ネウとあのキャラのやりとりで物語を締めてくれたのもよかった。あのふたりの旅は、にぎやかで楽しそう。時間さえあれば最初から読み直したいなー。
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KEI2012/09/237購入。紅き魔女と黒い魔王の旅が終わった。1巻で受けた感動を超えることはなかったことは残念だが、素晴らしい作品であることは間違いはない。ただ一人の少女を愛し、魔王に身をやつしてまでも生き抜いたカナク。彼が起こしたキセキは間違いなく世界をも動かした。愛する人を選ぶか、世界を選ぶか、そんな2択の前に愛する人を迷わず選びつつ、結果的に世界をも変えたこの物語の終幕は、まさにトゥルーエンドにふさわしい物と言えるだろう。正直、御都合主義と言われたら否定は出来ないけど、おとぎ話ぐらいは甘くてもいいだろう。次回作にも期待。
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どんぐり@京都の何処かで2012/08/247大円団!1巻読み終わった時ラノベで初めて涙ぐんだ。これから二人の旅がはじまるんですね。ユーちゃん、カナちゃんお疲れ様。個人的にはレベッカさんにもう少し幸せになって欲しかった・・・あまりにも苛烈な生き方に涙。読み終わった感がすごいです。次回作もたのしみにしてます。
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ぷりん2012/08/187報われる想いも、報われない想いもあった。それぞれの想いの表し方には、はたから見れば間違ったものもたくさんあった。けれど、あぁ、これでよかったのかなーと思えるラストですね。この世界観で、まだまだ語れることがたくさんありそう。番外編とか、同じ世界を別の視点から描いたりしてくれるといいのにな。
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