楽園島からの脱出

発売日 : 2012/05/10
仮初のエデンの園で繰り広げられる《ゲーム》とは?
高校生活最後の夏休み。無人島に集められた100人の男女が島からの脱出を目指して競い合う。ゲーム名【ブリッツ】── 鍵を握るのは、自身とペアの“価値”!? そして、女性だけに与えられた謎の機器の持つ意味とは──? 「極限ゲームサークル」 から“変わり者”として要注意される主人公の沖田瞬は、このゲームの本質にいち早く気づくが……。土橋真二郎が贈るノンストップ《ゲーム》小説新作スタート!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048865975

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みんなのレビュー

  • ゴローさん
    2012/09/27
    まさに土橋先生らしい作品でしたね。自分としてはもっと血みどろな展開が好きなのですがラノベなのでしょうがないですね。それにしても毎回男女の使い分けが上手いですね。終盤でブリッツの新たな方向性が示されこの先どう話が転がるか全く分かりません。須藤は最初イラッとしたのですが、最後で印象がガラッと変わりましたがあれでリタイア何ですかね…しかし、今までの土橋先生の作品で梨央の様なヒロインはいなかった気がするので今後の梨央の活躍にも期待してます。
  • どら
    2023/06/07
    ネタバレあり
    積読消化。ノれなかった。理由は、主人公の沖田が好きになれなかったのが一番だと思う。冒頭からヴァーチャルだとしてもFT世界でレイプするというのは、相応の理由が欲しかったが、それが全編読んでも不明な位、主人公のキャラが見えてこない。いきなりレイプと言うのは例えば小池御大の作品では良くある手法だが、あれはあれで改めて名人芸であったことに気づいた。男女について明確にテーマ意識を持って書かれた作品だというのは見当がつくのだが、物語として嵌れないという、私にとってはエンタメとしては残念な作品だった。
  • 星野流人
    2012/07/06
    電撃文庫では久しぶりな気がする、極限状態で行われるゲームの中で露呈する人間の暗黒面を描き出す、実に土橋さんらしい作品。まずは状況説明と、最初の小康状態の崩壊がメインだったため動きは少なかったが、十分に土橋さんらしさを堪能できた。登場人物が多い上、キャラクターの顔がみんな同じに見えて難儀した。 ここからどのようなゲームの展開を辿るのか……実に気になるね。 それにしても土橋作品ではよくよく“男は理性的で女は感情的”的な論が登場するね……。 ベストイラストは、265頁の梨央。 7/10点
  • いかずち
    2012/06/04
    土橋さんらしく脱出ゲームのお話。相変わらず面白いゲームを考えるなあ。今のところ誰も死んでないのが救いでしょうか。ゲームの内容自体は(現状)オーソドックスな脱出ゲームで、これから脱出手段が提示されてどうなるかが見物。キャラクターの描写もなかなか良い感じでみんな可愛い。未来やばいと思うんだけどいかがか。オススメ度:★★★★☆
  • shin
    2012/12/22
    孤島にて高校生100人のみで生活する内にルールが明らかになっていく大規模なゲームに参加し、脱出というゲームの本質に迫っていくお話。ゲームを複数の視点で見ると、人を追いつめるような仕組みになっているのが見えてきて、徐々に伝わる緊張感と、自分を脅かす危機に際して変わる人の行動や思考の変化に引き込まれてました。ゲームのルール内だからと価値観が歪む中で変わっていく女性陣に対し際立って感じられる、ゲームに忠実に行動するブレない沖田の異質さと、ゲームとして成立していかなくなるようにも思える先行きの危うさが印象的です。