首の姫と首なし騎士 英雄たちの祝宴

発売日 : 2012/04/01
人気爆発!! 個性的すぎるキャラたちの王宮ミステリ第三弾!!
フォルモント国の末姫、シャーロットのお役目は、国王の資質を持つ王様候補を探すこと。王都で開催される豊穣祭で、該当者を探すことにしたシャーロットは、祝宴に出るためスパルタな姫様教育を受けることになり…!

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みんなのレビュー

  • ひめありす@灯れ松明の火
    2013/01/29
    舞踏会に向けたダンスの練習中に家庭教師の足を踏み砕くという相変わらずの血みどろヒメサマっぷりを発揮しているシャーロットと、相手を落とすことにだけは長けた首なし騎士のアルベルト・ホースマン。血まみれコンビにふさわしい、赤い衣装が素敵でした。あんまり衣装の好きなお話でなかったのですが、赤いドレスはいいですね!!シャーロットの思考だだ漏れ設定はもういらないんじゃないかなーと思った矢先に思わぬ伏線として作用していたので、思わずおぉ!となりました。こうしてみるとちゃんと姫君と騎士に見えるから不思議だなあ、と思います
  • みぃー
    2013/03/11
    今回の話は今までで一番面白かったです。シャーロットとアルベルトの関係が良い。特にアルベルトが自分の思いに無自覚なところ。そっけない口調ながらシャーロットを守る守る。ほんとニヤニヤしちゃいます。さてと次巻も読まなくちゃ。
  • まりもん
    2012/04/05
    新キャラのガイが敵討ちの為にどこまで暴走するのかが次巻のカギなのかな?セシルもまだまだ操り人形のような人生が続くようだしなぁ。 ただ前巻よりは文章がちょっと読みやすくなった気がした。
  • seri
    2012/09/19
    ここまで来てようやくこの小説のレーベルを思い出しました。ようやく騎士が本能で姫を意識しはじめた?でもベタベタじゃないこの匙加減。絶妙…!(悶絶)全編通して煌びやかで華やかな今回、王宮ミステリーの本領発揮ですね。不器用で真っ直ぐなシャーロットの確実に成長している姿、信じることを諦めきれない彼女のひたむきな想い、ラストの叔父との会話は胸にくるものが。偏屈だったり不器用だったり、みんなどこか人間くさくて、だからこそ愛おしい。まだまだ続きが気になる。
  • 銀華
    2012/06/14
    インドアな姫様が社交パーティーへ。それには過去のトラウマが付き纏い、前へ出るための準備で不安を覚えることに。そして、自分の出生に関しての罪悪感が蝕む…。少しずつ克服していこうと前進する姫様を応援し、叔父さんとの会話に「良かったね」とホッとしました…最後の一言にやられてしまったのは私だけでは無いはず。新しい登場人物が現れ、ちょっとだけ物語が動き始めましたね。気になるセシルの立ち位置で展開が変わりそうかなと。彼の心情が気になります。きっと姫様が会話で相手を知って前進するように、物語もそのように進むのかなと。