アンチリテラルの数秘術師 5

発売日 : 2012/03/10
約束を果たす瞬間は、今この時。お願いだよ、誠一君。――私を殺して。
数々の“災厄の数”を生み出してきた集団、“クリフォト”。奴らが雪名を攫った。雪名の中の“無限の災厄の数”を解放するのが目的だという。“無限”の解放── それが意味するのは、雪名の死だった。 攫われた雪名は“クリフォト”に攻撃を受けていた。ただし、肉体への攻撃ではなく、精神への。雪名の精神が死ぬとき、最凶の“災厄の数(アルヘトス)”が蘇る── それを倒すには雪名の肉体ごと殺さねばならないという。 雪名の死を何としてでも阻止するために、俺は明津、アンデレ、タデウスとともに敵のアジトに向かう。 “数”の異能力アクション、第5弾!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048864459

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みんなのレビュー

  • 晦夢
    2014/09/08
    進級した誠一たちが平凡な日常を過ごしていると、突然雪名が誘拐される。クリフォトは雪名の中にいるアイン・ソフを目覚めさせようとしていた。完結。少し駆け足気味な感じだったが安定した作品。まだまだ広げれそうな感じがする分もう少し続けてほしかったりするが、綺麗に纏まってたのでよかった。やっぱりアンデレ可愛い。
  • さっち
    2013/05/21
    一巻から通して、ずっと「おしい」と感じてた。話の骨格はすごくおもしろい、のに、っていう。どうして一人称にしたのか小一時間問い詰めたい。全文を誠一君が描写してるわけだけど、誠一君が中二病みたいだよ。「俺は双眸を細めた」とか(一巻)。あとカラスの扱いが雑で、「兎月先生、考える時間なかったんだな」と悲しくなった。三人称の文であって作者にもうちょっと時間の余裕があれば、素晴らしい作品になれたのではないかと。惜しい作品
  • Ency [L-N]
    2012/03/27
    雪名さんがその身に秘める「“無限”の災厄の数」の真実が明かされた5巻、そして一応の最終巻。今まで前線で戦っていた雪名さんは囚われ、逆に「アンチリテラル」の力を手に入れた誠一君が彼女の救出に向かう構図は感慨深い。雪名さんマジヒロイン。誠一君マジ主人公。しかし「法則を造り出す」能力とかマジで反則だな「アンチリテラル」w 最終巻とはいえ「アンチリテラル」となった誠一君はこれからどうなるんだ?とか、そもそもなんで誠一君が「アンチリテラル」だったのか?とか、他にも色々未解決の謎が残ってしまったのが惜しい所だなぁ。
  • 仔羊
    2012/03/10
    表紙でまさかとは思ったが最終巻。内閣情報管理局(よりもクリフォト)によって雪名はさらわれ、雪名の中の無限の力アインソフが解放されると知った誠一らは敵アジトへと向かう物語。二人の約束を破るという(字面だけではある意味おかしな)ハッピーエンド。二人がどれだけ信頼していて覚悟した最後は本当によかったです。いい調子であったのに早すぎる最後となって個人的には残念
  • 無銘
    2012/05/09
    数を操る異能バトル、5巻目にて完結。ベタではあるが最大規模のラストバトルとハッピーエンドで満足のいくラスト。しかし、誠一がどうしてアンチリテラルなんて存在に覚醒したのかは最後まで謎だ。ラストで誠一が言っていた「わからないこと」よりもよっぽど。主人公とヒロイン以外もいいキャラが揃っていたが、最後までギャグ担当で個人的因縁の決着も中途半端だったアンデレには吹いた。せめて最終決戦前に着替えくらいさせてあげようよ(笑)