ＩＮＮＯＣＥＮＴ ＤＥＳＰＥＲＡＤＯ
発売日 ：
2012/02/25
そこに痛みしかなくても、好きな気持ちは殺せない。想うしかない恋もある。
青春時代に翻弄され、苦悩する少年少女は逃避行の果てに何を見出し、何を失ってしまうのか。アーティスト秋赤音とのコラボプロジェクト小説。
- レーベル： メディアワークス文庫
- 定価： 737円（本体670円＋税）
- ISBN： 9784048863681
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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Moemi2016/02/1746ネタバレあり新刊が発売される前に再読です。『蒼空時雨』の10年前の物語。とは言っても初めのほうではそこまで関連がないように思えます。が、最終話の朱利視点まで読むと綺麗に話が繋がっていることが分かりました。主要登場人物たちの背景はいつもの綾崎さん通りに結構ドロドロしていますが、読後感が爽やかなのであまり気になりませんでした。また今作のヒロインの一人である凜乃は、特別美人というわけでもなく劣等感も強い女の子なのでとても感情移入することができました。
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チョコ★@1年ぶりです2012/03/2144高校生の朱利くんが出てくる物語。とは言っても、朱利くんがメインという訳ではなく…。それぞれの想いが全て叶うことはやっぱりなく、それぞれの過去はとても切なくて。“I love you”＝月が綺麗というシーンがとても素敵でした。好きな人が好きな人を強がりではなく好きになれたら良い－－－。
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Yobata2015/05/1942高校生だった頃の紀橋朱利は、一年生の頃の夏,家庭内の不和から逃げ出したい3人と出会い、4人で日常からの逃避行を選ぶ。その果てに彼らを待ち受けるものは…？秋赤音さんとのコラボの｢蒼空時雨｣の10年前,朱利高校時代の物語。両親の離婚,兄の結婚,名家ゆえの軋轢から家出してきた凪沙,凛乃,爽馬そして朱利の4人が秘密基地で出会い、爽馬の願いで蓼科まで家出する。その間に互いが互いを想うもすれ違い,想うだけの恋が行き交う一夏の恋模様は綾崎さんらしいね。自分の気持ちを嘘で固め,自己完結して話を進めてしまう朱利は→
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さばかん2012/08/2242なるほどねぇ……。最初はちょっと微妙かなって思ったけど、まぁ最終話まで読んでしまうと、良かった、としか言えなくなる。最初の朱利のイメージは良くなかったし、凪沙に対してはちょろいと思ったけど。凜乃と爽馬の話は正直とても良かった、と思う。ちょっとロマンティックだったし。まぁ、切ない恋模様？ってやつなのかな。朱利の気持ちは理解に難いけど、母親の影響が強いみたいだし分からなくもない。それに恋心は純粋だった。凪沙は報われないけど。みんな不器用だったんだ。 最後に、桃華ちゃんがこれからずっと笑顔でいられますように。
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honoka2015/02/0937ネタバレあり再読。これまた悲しいほど記憶に無く、シュリの失恋をほろ苦く読了。しかしなんだか失恋相手のことボロクソに描いてませんか？
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