ヴァルプルギスの後悔 Fire4.

発売日 : 2011/12/10
最後の戦いが終わる時、残るのはどちらの魔女か……?
私の勝ちだ──すべてはこのヴァルプルギスの前に屈した。もはやアルケスティスも統和機構も敵ではない。あらゆる生命よ、次元よ、宇宙よ、我が威光の前に平伏すがいい!
 ……果てしなく長い長い時代を経て、遂に魔女戦争が完結する。炎と氷の宿命の対立を制して、絶対的な優位で万物を圧倒し、世界を掃討する魔女を前に抵抗できるものは誰もいない。だが未来が彼女の手によって塗り潰されようとする、その境界線上の闇の向こうから現れるのはもう一人の“炎の魔女”の姿──死都アトランティスで始まり、一瞬で決する意外にして奇妙な最後の戦いが終わるとき、そこに立っているのは果たして、ほんもの、にせもの、どちらの魔女なのか……?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 605円(本体550円+税)
  • ISBN: 9784048861878

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みんなのレビュー

  • 眠る山猫屋
    2019/05/11
    紙木城さんのパートが(予想通りながら)涙無しには読めない。やっぱり優しくて、そして世界を救うくらい強い子だったんだな、と・・・。アルケスティスは当初の黒幕的な描かれ方から、哀しく〝潔い〟存在として退場。切ない。オキシジェンやカレイドスコープも頑張ったが、末真さんの引き立て役になっていた。オールスター戦だったが、炎の魔女・凪の独り勝ち、ただしほとんどの登場人物が記憶リセットされてしまうという反則オチ。更なる進化を遂げた凪は何処へ向かうんだろう・・・。
  • 水無月冬弥
    2013/09/08
    #ラノベ 魔女戦争終結、ラストの流れからして、世界の命運に関するような展開なのに、ただの人間が勝利するってのがいいですね。しかし、ブギーポップの名を冠していないけど、大きく物語の設定に関わってきているよなあ
  • 神太郎
    2020/09/05
    霧間凪、炎の魔女を巡る物語がついに終わる。主要キャラ全員の今後と、上遠野作品の今後についてもちょこちょこ描かれる。今回の見所は紙木城直子かなぁ。彼女の行動がなければ「ブギーポップは笑わない」にて世界は終わってたかもしれない。そして、今回もヴァルプルギスが勝てば世界は燃え尽きるかもしれないというなか、凪を最後に支えたのは紙木城だったところは激熱でやっぱこの人すげえな~と一作目からサーガとして追いかけてる身としては感慨深いものがある。と同時に新規にはこの作品含めた外伝は取っ付きづらさがあるよなと感じる。→
  • 眠る山猫屋
    2011/12/17
    一気呵成に読めました。やっぱりこれだけの展開になってしまうと、決着のつけ方は絞られてくるよなぁ。世界観が変わってしまうのだから。それにしても凪(とffも)強すぎでしょ。今後のバランスに影響がでるのでは… 末真さんも、イマイチ解らないながら、素敵な能力っぽくていいな(笑)
  • アイゼナハ@灯れ松明の火
    2011/12/15
    炎の魔女のサイドストーリー完結編。『これは、それだけの話である』これだけのキャストを集めて、設定の底なども意外にあっさり割ってしまって、そんな訳ぁはないでしょう…と思ってたら、本当にそうだったって印象(汗)リアルタイムで追いかけるには間隔あきすぎたかな?まとめて読むと印象が変わるのかもしれませんが…新しいステージに向かうために一旦世界観をリセットするためのターニングポイントになるのかも知れません。健太郎の活躍するとこ、見たかったんだけどなぁ。本編に期待することといたしたく。