超特急便ガ-ル!!
発売日 :
2011/08/01
吉原陶子24歳元OL、バイク便業者で日々疾走中!!
上司をぶん殴って一流商社を辞めた、元OLの吉原陶子。いきなり目覚めた 「ある能力」 に相変わらず振り回されながらもバイク便会社・ユーザービスの風変わりな同僚たちとともに、手渡しで荷物を運ぶ 「ハンドキャリー便」 担当として騒がしい日々を送っていた。自転車メッセンジャー便担当の天然新人が加入したり、社長がスリ被害に遭ったり、過去に一件だけ起こった 「配送事故」 問題が再浮上してきたりと、事件が絶えない中……陶子自身にまさかの引き抜き話が降って湧き、大きな岐路に立たされることに―― !? 荷物を巡って東奔西走! 異色のワーキングコメディ。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784048708517
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みんなのレビュー
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hirune2017/03/0369バイク便の会社のハンドキャリー係になり、荷物の本当の行き先に瞬間移動しちゃうようになった陶子さん。今回は初っ端から南の果ての島まで飛ばされてます^^;帰りは現行交通機関でしかも自腹。。割に合わないなぁ~っと思ってたけど、もう旅行だと思えば良いんじゃない?行きの運賃はタダなんだからラッキー!なんてね?仕方なく始めた仕事だけど、いろいろ頑張って陶子さんも本当の仲間と居場所を得て良かったねぇ☆うん。
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ぶんこ2015/09/2765新しく自転車便のスタッフとなった佐古田君がいい味出していた和みました。 怒涛のごとく過ぎ去っていく配達便の諸々でしたが、陶子さんが働き始めて僅か3ヶ月足らずなのですね。 中身が濃すぎて何年分にも感じられました。 パーテーションに遮られて、人との交流のない仕事環境が好きな人もいますし、雑然としてだらしないようでも和気藹々とした職場が好きな人もいるでしょう。 陶子さんは、他の職場に身を置く事で、バイク便の職場の良さに気付けた。 良かったです。
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dr20062016/03/1757特急便ガール、第二弾で「超」が付いた(笑)。第一弾を読んでから暫く経っていたが、疾走感あふれるストーリーは健在!主人公の陶子然り、登場人物のキャラが印象的なのですぐに背景を思い出せて、ストーリーに入りこめた。配送業は本当に奥が深い、尊敬する。荷物は「物」だけど、「物語」が宿るものなんだとも思った。お仕事小説としても真剣で共感できることも多く、それでいて、構成がダイナミックで味付けが爽やかな作品。今回もとても面白かったから第三弾出ないかなぁ~「超々特急便」をお願いしたい(笑)
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とも2014/01/2351新人のジョーがいいキャラクターでさおりんと揃うと展開が速い。 ユーサービスの過去も掘り下げられてハラハラしつつも爽快な読後感。 個人的には彩さんの立場だったらあんな大人の対応できるだろうかと考え込んでしまいました。 このシリーズはスピード感あってのものだとしみじみ感じました。 ひと段落ついた印象ですがひょっこり続刊出てくれると嬉しいな・・・。
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hnzwd2013/04/1239前作が楽しかったので、間を置かずに読みました。楽しさはそのままで、登場人物の背景を掘り下げていくという、いい感じの続編でした。特殊な職業にフォーカスしたお仕事小説を超能力で押し拡げるかと思われた本シリーズ。最後はやはり大好きなお仕事小説の雰囲気を出してくれました。
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