消えゆく街の異界譚
発売日 :
2017/02/18
赤い霧に包まれし街“ネスカザラ”の忌まわしい記憶がいま明らかとなる――
“増えゆく街”ネスカザラを赤い霧が包み込むとき、人々の想いが具現化する。ただし、それは必ず歪んだ形で。レインたちはこの街の奇妙な事件に巻き込まれ、それに自身たちが深く関与していることを知ることとなる。
- レーベル: ドラゴンブック
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784040721743
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ドラゴンブックの新刊
みんなのレビュー
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ぷるっちょ2025/09/287ネタバレあり増殖都市ネスカザラが舞台のリプレイ後編。レインの「一人では死にたくない」という願いは第4話でレインとカトランズの戦死で叶ってしまった。常連NPCクラウ&ハーティ(へっぽこ探偵コンビ)のキャラ掘り下げやネスカザラが誕生した原因もしっかり説明されてた。一連の事件の元凶である魔神メルマザール(Lv12)に対してPC(Lv6)では正面切っての勝ち目はない為、外堀を埋めて弱体化を図る流れは他のリプレイシリーズでもあった。結果、最終戦はデバフ祭りでPC側があっさり完封。「不正は見逃してこそ金になる」(Byカトランズ)
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水無月冬弥2017/04/265#trpg 堂々完結。PCがどっちかというとゆるゆるっとした日常系だったので、かなり大きな事件だったのに、ゆるゆるっと終わった感じがします。うーん、ゴーレムって便利ですね!
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いとち2017/08/092おーもしろかった!楽しめました!今回もキャラのコミカルさとシナリオのシビアさのバランスがちょうどいい。この街に行ってみたいと思いました。
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マコト2017/04/302ラストまで読んで少し拍子抜けしたけど、「勝てない敵を封印」というのはTRPGのシナリオの王道のひとつだし、シナリオ作りの参考にするのに悪くないと思う。
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はつかねずみ2017/02/262冒険者ならぬ街の住人による冒険の決着。 1本目から大惨事になりつつ、最終的にはなかなかうまいこと着地できているし、ホラー気味な雰囲気と町の設立から今に至るまでの嫌な流れに対してPC達が町の住人としての雰囲気も作りつつ笑いも取れる方向で演出してくているのもいい塩梅になっていてよかったと思う。 しかし、惜しむらくはラストバトルがシナリオによるデバフ祭りで一瞬にして終わってしまったことかな……まあ、戦闘が中心のキャンペーンじゃないんだし、レベルも考えればこんなものなのかもだけど。
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