あなたが泣くまで踏むのをやめない!

発売日 : 2011/07/10
このあたしにせーてきこーふんを抱くのはやめてもらえる?
現状を報告しよう。 俺は自分の部屋で、四つん這いになり、小学生女子(9歳、名前はアリス。ちなみに胸は皆無)の人間椅子になっていた。しかも、あろうことかお尻をペンペンされていた。ガツンと言うつもりが、むしろ俺がしつけられていた。何この現実? 高飛車小学生の馬乗りプレイのせいで、自己紹介すらままならない。亭主関白系男子であるはずの俺が、なぜか捕食系ドS幼女と一緒に住むことに。詳しくは、本編を読んでくれ。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048706940

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みんなのレビュー

  • ゼロ
    2012/12/13
    ラノベらしい量産型主人公にラノベらしい毒舌幼女をヒロインにしたラノベ。箱マリの著者だからって買うと後悔するかも。コメディ部分が面白くない。新境地に来た!という感じではなかったです。登場する人間たちが毒舌を言い放ち続ける、後半の家族の話が重いってのは御影先生らしいんですが、どうもぎこちない。中途半端にコメディをするのなら谷底まで突き落とすようなシリアスを描いた方が面白い。そう認識した一冊でした。
  • KUWAGATA
    2015/06/13
    すごいタイトルの割には、普通のラブコメ(ロリ風味)でした。中盤から終わりにかけて、姉の病気や家族とのかい離など重いテーマを中心に展開しましたが、基本はキャラ同士の軽妙な掛け合いを楽しむ作品なのかなと思います。毒舌キャラなど、若干経年相応の古さを感じはしましたが、それなりに楽しみながら読了しました。この作者の代表作はもっとシリアスな内容らしいですが、いずれはそちらにも手を伸ばしたいですね。ですがその前に、本作の続編に手を付けることにしましょう。
  • 晦夢
    2014/05/19
    御影瑛路さんのコメディ作品。なんといってもキャラの個性が強い。ストーリー的にはありきたりな感じだったけど、キャラの個性と主人公の性格が面白くてよかった。卑屈な女の子好きだから、チョコちゃんはツボだった。
  • たこやき
    2011/11/25
    後半、アリスの抱えている状況、その打破といった辺りは悪くないのだが、前半のアリスと寿也とのやりとりがイマイチ面白いと感じられなかった。多分、これはギャグの好み、私の感性の問題だと思うのだが……。それゆえに、前半がグダグダと長いだけに感じられてしまい、全体的な印象も薄れてしまった。著者の作品はデビュー作以来で、数年ぶりだが、「変わってないな」と思うところがあったのは良かった。
  • タカユキ
    2011/07/11
    作者本人が好きに書いてるならまぁ良いんじゃないの?というのが正直な感想。2巻もあるみたいだけどパス。このシリーズで鬱憤晴らして(本作のヒロインに合わせて「養分として」と言い換えようか)、空マリor新作で本領発揮してくれることを期待しています。