スメラギガタリ 2(外道陰陽篇)

発売日 : 2011/06/25
地上に残りし道満と、天上へ去りし晴明と。
反乱の首謀者として陰陽寮に身柄を拘束され、裁きを待つ身となった在野の陰陽師・芦屋道代。だが、思いもよらぬ発言で仮釈放の特別措置を引き出す。三枝介や幾多郎、さらには陰陽寮からの監視役を伴って彼女が向かった先は、自らの故郷である芦屋道満に縁の地。一方、そんな道代の後を追って帝都を出奔した夜統は、旅先で雨宮潤という霊媒の少女と出会い、平安の世に名を馳せた二人の大陰陽師へと繋がる雨宮家の宿業に踏み込んでいく。だが、その夜統の後を追って澄香内親王殿下までが皇居を抜け出したことで、多忙な晴見の心労は続々と重なり……。疾風怒濤の第二幕、開演!

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

メディアワークス文庫の新刊

  • 犬を拾った、はずだった。2 わけありな二人の新婚事情
    犬を拾った、はずだった。2 わけありな二人の新婚事情
    犬に見えるのは私だけ? 新感覚溺愛ロマンス×ファンタジー、二人の“その後”を描いた第2巻!
    縞白 (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 囮姫の契約婚 影斬り少尉と視る目の令嬢
    囮姫の契約婚 影斬り少尉と視る目の令嬢
    大切なのは囮として?それとも……契約婚から始まるシンデレラ浪漫!
    絵鳩 みのり (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 境界のメロディ ドラマCD付き特装版 2(特装版)
    境界のメロディ ドラマCD付き特装版 2(特装版)
    かにたま×サムライアーがロンドンで大暴れ!? 夢のコラボドラマを収録!
    宮田俊哉 (著)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
  • 境界のメロディ 2
    境界のメロディ 2
    ロンドンで運命の出逢い――。 4人の化学反応が、世界を動かす。
    宮田 俊哉 (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 公爵家の長女でした 2
    公爵家の長女でした 2
    家出した先で出会ったのは正体を隠す皇太子で――シンデレラロマンス第2巻
    鈴音 さや (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 合縁奇縁
    2024/07/20
    ネタバレあり
    反乱の首謀者として陰陽寮に身柄を拘束され、裁きを待つ身となった在野の陰陽師・芦屋道代。だが、思いもよらぬ発言で仮釈放の特別措置を引き出す。三枝介や幾多郎、さらには陰陽寮からの監視役を伴って彼女が向かった先は、自らの故郷である芦屋道満に縁の地。一方、そんな道代の後を追って帝都を出奔した夜統は、旅先で雨宮潤という霊媒の少女と出会い、平安の世に名を馳せた二人の大陰陽師へと繋がる雨宮家の宿業に踏み込んでいく。クライマックスは、竜神を倒す為にかつて敵対同士だった道代と晴見が共闘。その竜神は、道代と晴見の祖師である
  • konkon
    2014/07/04
    芦屋道満と安部清明の話面白かったです。続くとなってましたが、続編でてませんよね。続き読みたいです。
  • tonkatudon
    2012/06/06
    芦屋道満って在阪で有名なんですね。 陰陽師やらの登場する、伝奇物で必ず活躍する芦屋道満についての過去話を元にした読み応えある伝奇バトルでした。 おかげで読み切るまで、長い間積み本になっていました。 前回、将門の話と同じく、演劇を交えながら、過去の歴史の敗者にスポットをあてた話が展開されていきます、おかげで少し展開がまだるっこしい気もしますが、それがこの話の面白いところでもあります。 いや、3巻出るんだろうか・・・
  • Mu@仔羊堂
    2015/09/17
    うーん、これは、ちょっと微妙だなあ。もちろん物語の語り口は堅実。キャラもドジッ娘の登場で楽しいし、クライマックスの神龍との戦いも面白かった。でも物語の構成がなんとも微妙なんだよなあ。ラストに神龍退治を持ってくるのであれば、この話は本来道代を主人公にすべきだった。でも前半の主人公は夜統だし、長い昔語りの主人公は芦屋道満だ。これでは物語の焦点がずれてしまう。この構成は本編の勢いと印象を薄くしてしまって、よくない。長い昔語りが入ったこともあって話の展開も遅い。この先、どうしたものかなあ。
  • N亭
    2011/07/05
    晴明さん:`無´法者、道満さん:道徳者。でも、出番少ないけど、女主人の性格がいい感じに個性的で、道満さんとの関係が光っていた。