アンチリテラルの数秘術師 2

発売日 : 2011/06/10
私はまだ、“φ(から)”のままなんだ。
あの事件から数ヶ月。文化祭のクラス劇で、雪名はヒロイン役に抜擢された。俺には少しずつ心を開いているものの、ずっと孤独に生きてきた彼女はなかなかクラスに馴染めずにいる。 そんな時、俺は再び“歪んだ無次元数(スカラー)”を見ることになる。連なる赤い数値の鎖で繋がれた、奇妙な人間たち──。 平和になったはずの東京に再び現れた、“集合”の災厄の数(アルヘトス)。“無限の力”をも喰らおうとする、雪名の天敵。新たな戦いに身を投じる雪名に、俺は何ができるのか。 “数”の異能力アクション、第2弾開幕!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048705905

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みんなのレビュー

  • 謡遥
    2013/07/01
    羽鷺ちゃんと誠一はちゃんとラブコメしてますね。唐突なのは仕方ない。明津は、まあ、あの啖呵を切ったのが良かったと思います。辛いのは仕方ない。誠一頑張れ。
  • 晦夢
    2014/08/19
    学園祭の準備にとりかかる誠一たち。そんな中、誠一はある無次元数が関わる殺人事件に出会う。今回はクラスメイトだとか他人との関係性。集合の災厄の数。明津がなんとも典型的ないい不良な感じでいいね。徹底的なまでに主人公が力を持たず、見ることしか出来ないのがいい。
  • 割れたオカリナ
    2013/09/22
    今回は集合を操るアルヘストでした 要素を奪い操る それに人物の配置がうまいな 最初は明津がアルヘトスだと思った あと他の執行官ってどんな人がいるんだろうね それも楽しみだ しかし雪名ちゃんかわいいな 明津って思ってたよりいいやつだな それに雪名に弟子入りか、今後の展開が楽しみだ
  • t_hirosaki(t_hirosaki)
    2011/09/19
    紅と蒼の数値が閃く世界観は映像化したとき変じゃなかろうか、と思ってしまうアニメ脳でごめんなさい。明津はとてもいいやつですね。冒頭のクラスメートがいきなり彼を殺人者呼ばわりし出すシーンでちょっとおめーらそりゃねーよって思いました。幾ら何でも酷い。でこれ読んで思ったんですけど厨二バトルは今でも好みですけど厨二思想はちょっと辛くなってきました。敗北し屈服出来る相手がいる喜びっていうのもあるんだぜ。まあ、この話の場合はご両親がまずかった。コーチングの概念でも勉強して自分の態度を見直せば良かったのに。
  • ころん
    2011/06/16
    相変わらず理系用語いっぱい。確立とか集合とか高校の数学を思い出します。じっくり考えるとよくわからない部分もあったりするんだけど、ファンタジーだと割り切ってしまえば十分面白い。1巻の展開を汲みつつも、2巻でバランス良く世界を広げた印象。雪名と明津の師弟関係がちょっと気になる…