江姫 乱国の華 上 浅井の幼姫
発売日 :
2011/04/25
江姫―― 信長・秀吉・家康ら乱世の英雄の生き様を見届けた誇り高き美姫の物語
「―― 泣くものか。泣けば負けだ。負けはならぬ。決して、負けてはならぬ」信長の姪であり、お市の方の娘である浅井の三女・江。 生まれは北近江、育ちは伊勢、母とともに越前へおもむき、知多大野へ十二歳で嫁ぐ――幼い頃から転変の人生を歩み、二度の落城をくぐり抜け、三人の夫に嫁して、ついには徳川将軍の御台所に上りつめた、強く誇り高い娘。信長・秀吉・家康ら、乱国の世を駆け抜けた英雄と出会い、その生き様を見届けた江姫の、波乱と激動の生涯を描く物語。上・中・下の全三冊で堂々刊行!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048704946
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みんなのレビュー
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sunzyu2022/09/0212ネタバレあり江姫の生涯を題材にした話。大河ドラマでもやっていましたね。この上巻ではお市の方が浅井長政の裏切りを責めるところから江姫が一人目の夫・佐治一成に嫁ぎその後、戦で落城、離縁する所まででした。天真爛漫な末姫・江と厳しく気品あるしっかりした長姫・茶々、上下に挟まれおろおろしつつも穏やかに2人を愛する次姫・初の姿が鮮やか。戦国の世の中心にいた三姉妹がどんな風に育ったが分かりやすい。江や初の恋する雰囲気が可愛らしく、茶々と秀吉の会話にゾクッとする。信長は従来のイメージ通りで描かれていた。天衣無縫の江はどう変わるのか。
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れもん2011/04/272大河ドラマの江姫とはまた違った物語。とても読みやすく、登場人物が身近に感じられるのはライトノベルならでは、だろうか。冒頭の江と茶々とのやりとりがとても印象的。とても豊かすぎる感情を持った江姫はこのあとどのような人生を過ごしていくのだろうか。
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Stella2011/12/191江の波乱万丈な人生幕開け。小説だからか、会戦シーンが数行で終了しても不満にならない。
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こんこん2011/05/091あらためて、波瀾万丈。にしても、視点をどこにおくか、何に重きをおくかでいろいろと変わって見えるエピソードには違いなく。
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こうま2011/05/041★☆☆☆☆
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