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角川スニーカー文庫の新刊
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よっち2013/12/1624生徒会に持ち込まれた相談事を、隣の資料室で独り読書をしている幽霊文芸部員が、安楽椅子探偵よろしく解き明かすライトミステリー。対極の理由で人との関わりを避けていた生徒会初書記の佐々原と、幽霊文芸部員の仙波、そして何度も失敗しながらも人のために動くなるたまこと成田真一郎の三人それぞれの視点で代わる代わる語られるお話は、仙波が解き明かした結果から、なるたまが独自に行動して一捻り加えてしまうので、手軽に読めるなかなか面白いテイストに仕上がっていたお話でした。その三角関係含めて次巻以降も楽しみです。
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ヒロユキ2012/05/1424読んだ人が何を求めるかで評価が分かれそう。キャラクターもクセがそんなに強いわけでもないので、ラノベというより日常の謎ものとして面白かった。第一話の誤認トリックが上手いなと思ったのでミステリとしての印象が強く残ったのかもしれないです。
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芳樹2025/01/0323【放題】玩具堂氏のデビュー作とのこと。言葉選びや文章表現が独特という点で玩具堂氏の原点を見た気がします。本作品は高校を舞台にした、生徒会による「迷わない子ひつじの会」に寄せられる生徒の悩みや疑問に向き合うという日常系ミステリですが、解決に向けて動く主人公とヒロインに一癖も二癖もあるというのが実に面白いですね。特にヒロインの仙波さんが主人公の成田くんを嫌っているという設定が実に刺さります。本作品が今後ラブコメとして展開されるかは分かりませんが、彼女の成田くんへの態度が変わっていくのかどうかも気になりますね。
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K2014/12/1220ちょっとだけミステリーっぽくて面白かった(*^▽^*)キャラの個性が出ているのか、キャラ皆が好きww「評価:★★★☆☆」ぐらいかな(*´▽`*)
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KEI2010/11/0220購入。第15回スニーカー大賞の大賞受賞作品。前年に「シュガーダーク」が、ハルヒ以来6年ぶりの大賞受賞と大きく盛り上がっていたが、今年はそれほどでもないのかな?少なくとも去年よりはハードルは高くないのだろうか。しかし、そうは言うもののさすが大賞作。作品自体は安定して面白い。学園モノの安楽椅子探偵と、そして青春モノと・・期待するものは大きい。ラストの感じだと、2巻頓挫の「シュガーダーク」と同じ轍を踏むことはないだろう。筆者が言ってたネタ切れさえなければw
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