神と奴隷の誕生構文 2

発売日 : 2010/10/10
若き神が、その身を賭して世界を駆ける。気鋭のハイファンタジー第二弾!
発展界による歪な歴史干渉。 その脅威から後発世界を救うため、地上に舞い降りた一人の若き神クルァシン。 敵対する最悪の暴神オルデンダラィムを退け、無事オルワナとの会戦に勝利したクルァシンは、ロケィラの皇女・セレィと共に、隣国アヌビシアと同盟を結ぼうと考える。彼女は近い未来、この世界を統一し、いがみ合う大陸全土に平穏をもたらすはずの、選ばれし少女だった。 しかし、アヌビシアとの交渉が始まった矢先。若き神を狙って、“神狩り部隊”最強の男が別次元から襲来した。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048689731

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みんなのレビュー

  • のれん
    2020/12/07
    戦記要素と神話要素が前面に押されていて、どっちつかずになっている。 神話のようなエピソードを歴史としてではなく劇中の展開に組み込むと、主人公達が勝利する「正義」になってしまう。 もちろん歴史小説では常套なんだが、主人公の目的は脱植民地主義であり、イデオロギーそのものと対立する。そんな彼らが文化を変える国交を世界の平和のためという正しい善とするのは詭弁であろう。 前巻のように矛盾を抱えながら敵を打ち砕く覚悟と理解が欲しかった。敵も妙に小出しだし。強気なテーマなので日和って欲しくはなかった。
  • カインズ
    2012/01/27
    【信の葛藤】発展界からの侵略に対抗するためとはいえ、アヌビシアの在り方を変え、自分も発展界と同じことをしているのではないかと悩む信の姿が何よりも印象に残った。新たに登場した盲民族のサーリャが可愛らしい。彼女と信のやり取りが微笑ましかった。敵キャラもまた強敵であり、プロフェッショナルといった感じの態度が格好良い。アヌビシアの文化についての描写も興味深かった。国民の不満や差別が文化と絡めて書かれており、唸らされる。メリェとサーリャの師弟関係(?)がどうなっていくかも楽しみだ。
  • 海老庵
    2010/10/31
    一巻は書きたい事全てを突っ込んだ感があったが、この二巻はスケールが小さくなる代わりに、盲民族という設定を音の世界という形で丁寧に描く事で別の面白さを表現している。現世の色々な物を仮託した異世界で紡がれる重厚なファンタジーは今時貴重なので、なんとか無事に完走してもらいたいと思う。
  • deltazulu
    2010/11/03
    統一へと一歩進むごとに、逆に揺れてしまうクルァシンの思いは、過去の重さを感じさせますが、そんな彼を支えるのが導かれる存在であるはずのセレイだってところがいい。共に成長しながら歩んでいくって素敵です。信頼が同朋を生んでいく展開に胸が熱くなる。
  • 四向居
    2010/10/18
    一巻はやや詰め込みすぎな感はあったけど、二巻ではエナ・ガゼの話をじっくりやれたせいか、かなり良かった。面白くなる要素がたくさんあると思うし、実際いろんな設定もちりばめられてるから是非長く続いて欲しいんだけど、もっと売れないかなー。応援したい。