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Yobata2013/09/0772親友の瞳と心葉のキスシーンを目撃し、瞳からは邪魔,心葉からは瞳と付き合うという衝撃の告白をされる。しかしそれには瞳の隠された秘密の過去にあった。それはなんと三年前の彼氏を死なせたという過去だった。その当事者の一人である忍足先生が菜乃と瞳の前に現れ…。瞳を闇から救うために文学少女として菜乃は立ちあがる。文学少女外伝,菜乃の物語最終巻。夏目漱石の『こころ』を題材とした「寂寞。」と心葉の卒業による菜乃と心葉の別れの「卒業。」の短編の二本。夏目漱石の「こころ」。やはり漱石名作の「こころ」は来るかw→
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文庫フリーク@灯れ松明の火2010/08/3170『文豪とだって、喧嘩する』ストーリーセラー・サイドBに重なってしまう。『初戀』読み始めた頃は、菜乃に泣かされる日が来るとは思わなかった。あぁ、成長したなぁ、菜乃も心葉も。もっとすっきりまとめられる気もするけれど、やっぱり読んで良かった1冊・読み続けて大正解なシリーズ。『挿話集』4も楽しみだけれど遠子と心葉『半熟作家と文学少女な編集者』が待ち遠しくてたまらない。
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た〜2012/07/0660暴走娘が親友のために本気の中の本気・・・の筈がやっぱりコノハくんの手助けが必要で。その中でコノハくんの内面に触れていく。ところでコノハくん、遠子さんといい菜乃ちゃんといいひんにゅうにもてますねー
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奈桜2012/02/1754櫂くんが亡くなってしまったから真実は闇に葬られ…。人の心はその人自身にも分からないところがあるのが怖い。でも、その中での心葉の美羽との経験からの話はとても心に響きました。ななせの「井上のこと好きでいてよかった」の言葉に込めた想いが切なすぎる。「遠子のことが好きな心葉」を好きになった菜乃。無鉄砲なところが遠子に似ていた菜乃。心葉が菜乃のために小説を書いたことには「感動」と言葉では言い尽くせない。菜乃の想いも報われた…かな?「日坂菜乃さん、ぼくはきみが大好きです」これから2人が会う機会があることを祈って…。
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まりも2016/11/0648再読。外伝第三弾の題材は「こころ」と「桜の園」。菜乃の親友・瞳と、心葉の卒業を描いた話。最初から報われない恋と分かっていた文学少女見習いの物語。その最終巻はとても切なく、悲しい失恋だったけど同時に爽やかで希望のある失恋でもあり、菜乃の純粋な真っ直ぐさと、前向きな強さを感じる素敵な恋物語でした。きっと彼女はこの失恋を糧に、更に素敵な女の子になっていくんだろうな。見習いシリーズは本編と比べても、見劣りしないもう1人の"文学少女"の姿を描いた素晴らしい作品ですね。ななせのメールも印象深い。
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