レイの世界-Re:I- Another World Tour 1
発売日 :
2025/11/08
「ユキノ・レイです! よろしくお願いします!」
ユキノ・レイは有栖川(ありすがわ)芸能事務所に所属する15歳の女の子。歌手と女優を目指して、日々努力しているレイに、マネージャーの因幡(いなば)が取ってきた初めての仕事は、小さな町の広場にある特設ステージで歌う仕事。レイは精一杯歌い、町の人々から大喝采を浴びる。そしてステージも終盤となり、レイからの「最初のステージを! 温かい皆さんと共に作ることができて! 本当に幸せでしたっ!」という言葉に、観客達の興奮と歓声がその日最高潮に達した瞬間――。(「初仕事の思い出 ―Memories Lost―」)他、全7話を収録。
時雨沢恵一&黒星紅白が贈る異世界・並行世界を巡る短編連作小説シリーズ! 書き下ろしスペシャル短編を加え、待望の文庫化!
時雨沢恵一&黒星紅白が贈る異世界・並行世界を巡る短編連作小説シリーズ! 書き下ろしスペシャル短編を加え、待望の文庫化!
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 814円(本体740円+税)
- ISBN: 9784049165982
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2025/11/087有栖川芸能事務所に所属する15歳の女の子ユキノ・レイ。歌手と女優を目指し日々努力している彼女のもとに、マネージャーの因幡が次々と変わった仕事を取ってくる連作短編集。とある小さな町の広場にある特設ステージで歌う初仕事、思ってもみなかった歌合戦、領主との結婚を阻止する偽婚約者役、初映画出演で求められた役割、10万人相手のコンサート、たったひとりのための舞台など、因幡が取ってくる仕事は並行世界や異世界が舞台だったり、依頼主が変わっていて、それでも全力でお仕事に励むレイの頑張る姿とそれぞれの結末も印象的でしたね。
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MoriTomo2025/11/082芸能事務所で歌手や女優を目指して奮闘する少女・レイを描いた短編集で、最初の1話から惹き込まれる面白さがありました。 衝撃的な結末で終える初仕事を皮切りに、さまざまな現場で懸命に努力するレイの姿が印象的で、カリスマ性と芯の強さが際立っていました。 どの物語もテンポが良く、彼女の成長と世界観がしっかり伝わる構成でとても楽しめました。また、謎めいたマネージャーなど気になる要素も多く、今後どんな展開が描かれるのか来月の短編も楽しみです。
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7010R2025/11/091有栖川芸能事務所に所属しているユキノ・レイは歌手と女優を目指している15歳の女の子。レイの活動の場はライブハウスでもテレビ局でもない。マネージャーの因幡が取ってくる仕事は平行世界や異世界での芸能活動だった──。全7話の連作短編集。先月発売の『フロスト・クラック~連続狙撃犯人の推理~』が面白かったし、黒星紅白による表紙絵にも惹かれたので購入した。どんな現場でも笑顔で歌い、魂のこもったお芝居をするレイが魅力的だった。レイの記憶には欠けがあるように思える。明かされなかった名前の由来といい何か秘密がありそうだ。
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