百万回は死んだザコ /寝物語の勇者/
発売日 :
2025/09/29
囚われの勇者を救えるのは、死んでも死ねないザコただひとり!
よっす。オレは賊だぜ。盗賊でも山賊でもない、それ未満のザコさ。でも実は「死ぬと別の賊に転生する」という不思議な体質を持っていたりする。そんなオレがケチな賊稼業の末に流れ着いたのは、サークヴィル伯爵の治める「秩序都市」。今の時代には珍しい安全で平和な街だった。だがオレはその街で囚われの少女ラツィアと出会う。なんと彼女の正体は、千年前に魔王と戦い人類を救った本物の勇者だった! 勇者の力を利用して世界の支配をもくろむ伯爵の手から彼女を救うため、オレは道中で出会った冒険者のエリュクやカイリと共に戦いを挑むのだが――。
- レーベル: その他単行本
- 定価: 1650円(本体1500円+税)
- ISBN: 9784047383166
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みんなのレビュー
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サケ太2025/11/286凄く好きな作品。泣かされてしまった。勇者という存在。世界観を掘り下げつつ、“ザコ”という存在の真摯さ、善良さに心を打たれ続けた。
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alleine052025/10/206ネタバレありまさか二巻目にして早くも復活の秘密が複数の人物に知られることになるとは思わなかった。それに主人公のその不思議体質の起源の秘密もだいたい想像がつくようになったし、最後のあの終わり方からしてこれで完結ってことなんだろうか。
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史2025/11/212雑魚再び。影響されて、影響をさせる。勇気ある者達が紡がれていく。
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eckhart882025/10/221完全書き下ろしという、書籍化概念に一石を投じる作品の二巻目。最高にカッコイイ奇妙な掛け声のシーンだったり、孤独の中に差し込む日差しのような終わり方といい前巻と合わせて一つの作品として綺麗に完結しており読後感が非常に良い。しかしイラストも著者なのはマルチな才能すぎる…。疾走感というか無駄を省いたテンポのよさがあって、ぐんぐんと最後まで読ませるパワーがあった。細部において意味のとりづらい文章や説明不足な点、主語や単語が不足してるところ、助詞の誤りやより適切な助詞が選択されてないなどの粗があるのだけが欠点。
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Satoshi Hashimoto2025/11/080自分には合わなかった
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