後宮書堂の転生司書 本好きの姫は偽りを紐解く
発売日 :
2025/10/24
転生した元司書×冷酷な第二皇子が後宮の事件に巻き込まれる!?
図書館司書の中里愛は、仕事でもプライベートでも好きな本に囲まれながら、おひとり様生活を満喫している。一人で迎えた26回目の誕生日にほんの少し寂しさを覚えながらも、仕事を終え帰宅しようと歩いていたそのとき、交通事故に巻き込まれ意識を失ってしまう。
目が覚めた場所は、なんと異国の柩の中だった! どうやら中華風の世界で、流行り病で死んだ冬梨という人物に転生してしまったらしい。自分と容姿がそっくりな冬梨として生き返った愛は、彼女が向かおうとしていた、後宮にいる賢妃のもとに赴くことに。
愛と同じく大の本好きだった冬梨には書庫の管理の仕事が与えられるが、しかしそのさなか、書庫の中で殺人事件が起こり、冬梨は否応なく巻き込まれてしまう。捜査の中で知り合ったのは第二皇子の李佑。冷酷無慈悲だと怖がられる彼だが、冬梨とは過去に何か関係があったようで……?
本で得た知識を生かして事件解決を進めながら、書庫係として異世界での新たな生活が始まる!
目が覚めた場所は、なんと異国の柩の中だった! どうやら中華風の世界で、流行り病で死んだ冬梨という人物に転生してしまったらしい。自分と容姿がそっくりな冬梨として生き返った愛は、彼女が向かおうとしていた、後宮にいる賢妃のもとに赴くことに。
愛と同じく大の本好きだった冬梨には書庫の管理の仕事が与えられるが、しかしそのさなか、書庫の中で殺人事件が起こり、冬梨は否応なく巻き込まれてしまう。捜査の中で知り合ったのは第二皇子の李佑。冷酷無慈悲だと怖がられる彼だが、冬梨とは過去に何か関係があったようで……?
本で得た知識を生かして事件解決を進めながら、書庫係として異世界での新たな生活が始まる!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 814円(本体740円+税)
- ISBN: 9784041167014
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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よっち2025/12/0219おひとり様生活を満喫する図書館司書の瀬名愛が、交通事故に巻き込まれて中華風の世界に転生するファンタジー。異国の柩の中で目覚め、流行り病で死んだ冬梨に転生したと気づいた愛が、冬梨として後宮の書庫管理の仕事が与えられるストーリーで、直後に書庫の中で起きた殺人事件に否応なく巻き込まれ、冷酷無慈悲だと恐れられる第二皇子の李佑と一緒に事件に挑む展開で、過去を知らない彼女と李佑と間に何があったのか、事件の裏に秘められた背景を一緒に解き明かしてみせた2人がこれからどうなるのか、そのあたりも続巻に期待したいところですね。
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ブランノワール2025/11/023面白かったです
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K子2025/11/012唐(初期)をモデルとした世界観の中華ファンタジー。特定の時代をモデルとすること自体は中華ファンタジーの中でもそれほど珍しくないのかもしれないけど、ヒーローが歴史上の実在人物を明確にモデルとしている作品は珍しいかも。これってある意味夢小説の一形態といえるのかもしれない。ヒーローが諸々スペック高かったりするのはお約束ですが、モデルがモデルなだけに強烈な説得力になっている感じがします。 主人公は現代日本でも司書だった経験と知識を活かして転生後も司書として活躍する。いわゆる、お仕事もの、として楽しめます。
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shiyuka2025/11/250ネタバレあり転生司書×中華風異世界というめずらしいパターンの作品 。なかなか面白かった。 中華風、後宮、転生司書?ってあらすじを読んで思ったけど、絵も自分好みだったので読んでみることに。 転生前に転生先の人に出会って大事なものを渡されて、目覚めたら柩の中という、ちょっとビックリな展開で始まる。 本好きで書庫の管理の仕事が与えられるが、そこで殺人事件が起こり巻き込まれる。捜査の中で知り合ったのは第二皇子の李佑。この皇子と冬梨とは過去に何か関係があったようだが… 最後は事件も解決したけど、2人のこの先が読みたい。
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