背中を預けるには外伝 この恋の涯てには 2
発売日 :
2025/09/01
「背中を預けるには」シリーズ外伝『この恋の涯てには』の続編が登場!
王族の専任護衛役ヨセフは、暫定統治団の副長官という大役を終えて帰還した元将軍副官ディルクとようやく再会を果たした。しかし過酷な任務によって、かつての剽軽さは鳴りを潜め、ディルクは刃のような硬質さを持つ成熟した男になっていた。一方、田舎者丸出しだったヨセフは王都の水に磨かれ、洗練された青年へと成長していた。互いの知らない二年の月日を超えて、再びヨセフとディルクの恋が動き出すが――!?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 1595円(本体1450円+税)
- ISBN: 9784048116190
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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honoka2025/09/0521ネタバレあり電子。まだ続くのか…いや、順調にディルクとヨセフは恋仲になってる。ディルクはヨセフ真っしぐらだが、ヨセフは「俺がディルクを幸せにする」と繊細な見た目に反してめちゃ強なところが良い。
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uuuuuuuuko(うーこ)2025/10/0911ネタバレあり1を再読したらすぐに2を読みたくなって結局全部読んじゃった。不穏な予想が外れて(きな臭い案件は色々あるけど)ただただヨセフがかわいい。ルーカスもただの過保護な親父になってるし、マルツェルやテオドール、グラヴィスまでもがディルクにお膳立てしてて笑う。ディルクはヨセフにメロメロだがヨセフもディルクを幸せにしたいと思っていて本当に尊い。老嬢ヨセフの手紙は声を出して笑ってしまった。可愛すぎるよ。挿絵も美しい。無精髭ディルクの色気やばい。登場人物絵も美しく、マルツェルが渋い。ダミアンもいけすかないが顔が良すぎた。
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みやび2025/09/048ネタバレあり楽しかった~!ディルクやグラヴィスなど年長組はほんとに1つの行動に色んな意味を持たせていて経験の差、適性の差としてヨセフとの対比で良かった。ヨセフの良さは素直で、自分が理解出来る思考の外のものはそれ以上追いかけないことだと思う。自分の適性を知り職務を全うする彼は凄く魅力的。ルーカスはちょっとおせっかい過ぎやしませんか?あと、主要人物の行動原理に深く関わるイオニアの存在が物語のどの場面でも触れられてイオニア好きとしては嬉しかった。私怨の戦争をしたグラヴィスに痺れる。イオニア、レオリーノへの愛に歓喜。
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栫2025/08/314めちゃくちゃ面白かった。届いた瞬間の一気読み。皆ヨセフのこと大好きだなw過保護すぎるけど、ほっこりしちゃった。そして色々な種まきをした巻。3巻が来年出るので、刈り取りされるのが楽しみ。急展開なのでは?それにしてもヨセフだいぶ可愛くなっちゃって。そりゃ皆過保護になっちゃうわ。手紙も最高だったしね。校正せずにディルクに渡してくれてよかった。確かにあれは原文のまま読んだ方が愉快だし、気持ちが伝わる。あと記憶をなくした60日間って何...次のスピンオフの種まきですよね?それもむちゃくちゃ気になる。
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奈琉2025/09/013ネタバレあり2年間お互いに恋を燻ぶらせた先の、恋人同士となったディルクとヨセフ◆あまりに待ち望んだお話で幸せすぎる。既刊5冊を一気読みし、「ディルクからヨセフへの愛が大好きなのに恋涯ての実質主役はルーカス様では!?」とときめきの昇華先が迷子だったので、トッポくらいずっと糖度が高いふたりだらけで嬉しい。頭の切れ具合は抜群なのに理性仕事しないがちのディルク、2年前胸に灯した炎が恋心だと理解し新たな関係を謳歌するヨセフ、どっちも愛おしい。だいすき。◆理解者たちの温かさは変わらず。当て馬、政治は不穏さもあり。続巻も大期待。
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