“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕

発売日 : 2010/08/01
第13回学園小説大賞《優秀賞》受賞作、登場!
“菜々子さん”が、突然3年前の事故は「事件だった」と語り出した。彼女が語る情報の断片は、なぜか次第に菜々子さんが犯人だと示し始める。しかしそれは、菜々子さんの巧妙なる“シナリオ”だった!

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みんなのレビュー

  • ヒロユキ
    2012/10/18
    ミステリとして構成のレベルが高い。文章も読みやすい。そして何より菜々子さんがイイ!!小学生パートと現在の使い分けが上手くなかなかハラハラさせられました。菜々子さんが主人公にかける呪い、何から何まで利用しようとするそのキャラクターが面白いですね。
  • KEI
    2010/08/08
    購入。おぉっ!!期待していなかった分、かなり面白かった。第13回学園小説大賞優秀賞、全文をwebで公開していたそうで。確かに読んでみないとこの作品の魅力は伝わらないだろう(どの作品にも言えるけど)。「わたしは、あの事故は、事件だと思うの」 思考しか許されない寝たきり状態のぼくに奈々子さんは語りかけた。そこから物語が始まる。小学生時代の回想と奈々子さんが一方的にぼくに語りかける現在が順繰りに紡がれて1章となる。奈々子さんの話を聞くほど、思考を巡らせるほど、ぼくは奈々子さんへの疑いを深めていく。ネタバレはコメ
  • しろ
    2012/03/24
    ☆7 人間関係ってけっこうが呪いかもしれない。これは良い既視感のある作品。良い既視感ってのはつまり「孤島の館が舞台…これはああいうミステリか?キタキタ!」みたいなやつ。主人公は、割と普通だけど大人びていてめんどくさがりで探偵IQは高い、というどっかの小説から連れてきたような中学生だけど、まあ好きなタイプだからよし。そして菜々子さんというヤンデレヒロインもありがちだけど可愛いからよし。最終的には期待通りの出来で、予想の範疇を超えるとかはないけど十分楽しめた。これは次の作品も買おう。
  • 星野流人
    2010/10/14
    ライトノベルらしからぬ雰囲気の作品であったが、完成度はピカイチ。圧倒的な文字量にもかかわらず、どんどん読み進めることができた。事件の真相はどんでん返しに次ぐどんでん返しで、まったく先が読めないものであり、ミステリとして非常におもしろい作品だった。 ライトノベル的な雰囲気は薄く、読書初心者には向かない。ひねくれた文章が苦手な人も、ちょっと難しいかも。 新人なのにあとがきがおもしろく、将来性を感じた。 ベストイラストは、321頁の菜々子さん。
  • うい
    2014/06/15
    三年前の事故によって、三人の命と名前と身体の自由が失われた。名前を失った"菜々子さん"は、身体の自由を失った僕に語り出した。「わたしは、あの事故は、事件だと思うの」と…。うーん、ミステリとして読んだのがダメだったのかなぁ。ライトミステリとして評価が高かったから読んだので、それがなかったら手に取ることもなかった訳で…。なんとも言い難い感想。寝たきり主人公と陰険ヒロインが辿り着く真相とは。ラノベとしては良く出来ているなとは思いました。