TS衛生兵さんの戦場日記 5

発売日 : 2025/07/30
生き延びたトウリが敵地で出会ったのは、サバトの天才シルフ・ノーヴァ!?
北部決戦で仲間を喪い、自らも瀕死の重傷を負ったトウリ。彼女を救ったのは、軍を除隊しサバト領オセロ村へ亡命していたゴムージだった。オースティンへ帰ることのできないトウリは、戦場に戻れない後ろめたさを抱えながらもオセロ村で静かに傷を癒していく。穏やかな日々の中で、次第にゴムージや彼の息子セドルと共にこの地で生きていく道を考え始めていた頃。突如「労働者議会」と名乗る武装集団が村に現れ、一方的に略奪を宣言。女子供すら容赦なく襲い始めたのだ。命からがらセドルを連れて村を脱出したトウリだったが、その先で彼女はサバト連邦軍の参謀大尉・シルフ・ノーヴァと邂逅し――。
  • レーベル: その他単行本
  • 定価: 1650円(本体1500円+税)
  • ISBN: 9784047384651

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みんなのレビュー

  • なっぱaaua
    2025/08/04
    ネタバレあり
    サバト革命編。救われたトウリが過ごすサバトでの生活。ゴムージが良いやつだったよ。それでもこの戦乱には続きがある。トウリに幸せは訪れない。それにしてもシルフ・ノーヴァとても優秀じゃないか。それまでの噂は何だったか。それを今後解き明かすのだろう。労働者会議の掲げる「国民全ての財産を共有することができれば貧富の差が無くなる」という主義は元現代社会に居て転生したトウリはその失敗を知っている。シルフもその本質を全てが嘘つきでない前提と喝破する。さてトウリの忘れ形見の様なイリスと謎なレスティという新キャラ。~続く~
  • 和尚
    2025/08/05
    4巻を読んだ後にweb版は読破してしまいましたが、それはそれとして書籍版は楽しみに。 ゴルスキィさんの挿絵が見られて嬉しい。そして、ゴムージも……。更にはとうとうシルフが登場。このどこまでも暗い未来に進むのであろう、でも面白くて止まらない空気感が好きです。 そして現実側もますます面白くなってきましたね。 早くも続きが待ち遠しいです。
  • よっち
    2025/07/29
    北部決戦で仲間を喪い、自らも瀕死の重傷を負ったトウリが、軍を除隊しサバト領オセロ村へ亡命していたゴムージ夫妻に救われる第5弾。オースティンや戦場に戻れない後ろめたさを抱えながら静かに傷を癒し、時には偏見の目を向けられながらも徐々に居場所を得ていくトウリ。ゴムージや彼の息子セドルと共にこの地で生きる道を考え始めていた頃に起きた、「労働者議会」と名乗る武装集団の襲撃。その過酷な展開には言葉もなくて、逃避行の中でサバトの参謀大尉シルフと邂逅にも運命的なものを感じましたが、現代パートもまたなかなか衝撃的でした…。
  • のれん
    2025/07/31
    ネタバレあり
    多少強引だが現代パートと日記パートがスリリングに転換する。トウリが現在の政情に如何に関わっているかが明らかになるに連れ、冷や汗が止まらない。 戦争相手国同士を反復横とびした後、革命勢力にまで接触するとは。彼女は自身の夫の仇の将校とともに最後の戦いをしたというのか? 今回の戦争描写モチーフは独ソ戦だろうが、地獄と言うにも生ぬるい描写ばかり。緩い蒸し風呂でゆったりして会話するシーンと、淡々と極寒に耐えるために死体に火をつけて暖を取るシーンが1巻内で対比されているってマジかよ。天国と地獄すぎる。(1/2)
  • アウル
    2025/08/06
    ネタバレあり
    北部決戦で仲間を喪い自分も瀕死の重傷を負ったトウリ。そんな彼女を救ったのは、まさかのゴムージだった。帰る事の出来ないトウリは穏やかに暮らして心身ともに傷を癒していたのだがそんな平和が長く続くはずもなく戦火に巻き込まれていく第5巻。語り継がれている話と日記から語られる話が食い違いすぎて一体何が本当で嘘なのか不安になるのは仕方ないよね。過去も現在も色々と明かされることが多く、トウリがどうなったのか語られてたがさらっと過ぎる。最後の引きも気になる所でお預けはきついな~。次巻も楽しみだわ。